登山道の管理日記
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ウスバシロチョウのすむ草原環境
2009年 05月 06日 |
(撮影日:2009/05/04)
この日は、あまり天気がよくない。予報では、これからGWの後半すべて悪くなるようだ・・しまった計画してた遠征が実施できなさそうだ。
軽く近い場所のチョウを見ることにした。そろそろウスバシロチョウが出ているだろう。
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昨年、嵐山町もF市の川本地区に近い場所に見つけたウスバシロチョウを多産していたポイントへ向かった。



ポイントは休耕の畑と思われる場所。一年に1回くらいは草刈りの管理がされているのだろうが、農業は行われず草原化しつつある。
足を踏み入れると、小さな甲虫がダンゴになってた。交尾固体にさらに群がっているのかな?
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撮影後の写真を見ると、羽がつながってるし、不思議な模様もある。。虫林さん、この甲虫なんですか?

ウスバシロは今年も健在でやはり現れていた。しかし、それぼど多くない、メスもいないようで、まだ初期でこれから数を増やすものと思われた。
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ここの目印に、はんか思惟の野仏がある。
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実に、日本の里山らしいではないか。。
去年気づかなかったが、草原の環境がいっそう豊かな植生が見られる。ムラサキケマンは一面に生えているのだが、埼玉県の平地ではけっこう高い自然度が必要と思っているワレモコウやナンテンハギもかなりの数で自生しているではないか。
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またカラマツソウの仲間も多い。
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近場の平地では、知る限り一番の有望な草原環境かもしれない。本来は、埼玉県内の低地でもこれだけの自然草原を形成できるというポテンシャルを実感できた。

青いシジミがとまらずに飛んでいるので、何枚も追いかけた。
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ツバメシジミだった。ちと傷んでいるね。

その後、F市地内でウスバシロが発生しているところがないか、探してみた。
分布の拡大中のこのチョウだが、F市内ではまだ花園地区の鐘撞堂山でしか確認していない。
次に可能性の高いのが、この嵐山に接する川本(本田)地区とにらんでいるのだが・・

小刻みに葉をまわる飛び方のダイミョウセセリを見る。これはメスで初めて目にする産卵行動に違いなかった。残念ながら、ヤマイモの芽は見つからなかったらしく、真の産卵は観察できなかったが、別種の葉にとまりそれらしい擬似行動を観察した。
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また別な場所では、モンシロチョウや、越冬後のキタテハの吸蜜を撮影した。
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かなり念入りに回ったつもりだが、やはり川本地区ではウスバシロの発生場所を見つけることはできなかった。
嵐山の件のポイントに匹敵するほどの自然的草原はないのだけれど、もう一息、越境してこない理由があるのだろうか。また、越境してくるのはいつだろう。
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by parnassus | 2009-05-06 23:00 | チョウに会える道 | Trackback | Comments(8) |
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Commented by maeda at 2009-05-08 06:17 x
ナンテンハギと言われるとすぐに反応してしまいます。
そろそろイシダの状況でも見に行かねばなりません。
Commented by ダンダラ at 2009-05-08 09:56 x
この時期、このあたりではちょっとした草地があるとウスバシロを見かけることが出来ますね。
野仏の環境はいい感じですね。
Commented by げん@今年は渡りたいですが~ at 2009-05-08 12:39 x
maedaさん、ありがとうございます。
>ナンテンハギと言われるとすぐに反応
お、そうですか。。
じゃ、ナンテンハギ、ナンテンハギ、ナンテンハギ、ナンテンハギ、ナンテンハギ・・・
イシダさんも難しくなっているようですね。いるうちにしっかり撮影しておかねば、、と思うのですが。
Commented by げん@児玉郡にはいるのかな? at 2009-05-08 12:44 x
ダンダラさん、ありがとうございます。
いえ、どういうわけかまだF市にはほとんど進出してないですよ。
このあたりでも、このポイントだけで・・
関越道から北(東)の分布が少ないようです、ここはその北で、比企郡での最前線とにらんでます。
Commented by banyan10 at 2009-05-08 18:57
嵐山、小川町、寄居町とウスバシロは多い印象ですが、F市は少ないのですか。
地図を見てみると平野部では発生しずらく、平地でも遠くない位置に山があるのが条件なのかもしれませんね。
Commented by げん@低標高記録はテーマに? at 2009-05-09 00:34 x
BANYANさん、ありがとうございます。
小川ではまだ見たことはないのですが(そもそも行かない;爆)多いですか。実は、F市ではまだ局所的な存在です。
私も、ちょっと山が必要なチョウという感じを持っています。これはギフもそうかもしれません。なぜでしょうね。
まっ平らな場所の林それに続く草原で飛ぶ姿は想像できませんよね。
Commented by clossiana at 2009-05-09 07:41
ウスバシロはわかりませんが、ギフの場合は斜面が必要です。これは長い蛹の間に大雨などで地表に水がたまるような場所では生存出来ないからであると云われています。ウスバシロも地表での蛹化ですから同じかもしれません。ところで一番最初の写真が凄いと思いました。余り高いところは飛ばない印象だったのですが、これは追尾ですか?
Commented by げん@アングル開拓したひ at 2009-05-09 23:29 x
clossiana さん、ありがとうございます。
斜面が必要=平地に分布しない説は、水がたまると×だから・・は、初めて拝聴しました。でも、それだけでは納得できませんね~。雑木林なんか水はけよいですから・・
ともあれ、最初の写真にツッコンでいただいてありがとうございます。
もちろん追尾してるシーンですが、低めに身構えてたオイラの上を舞い上がってスルーしていったチャンスでした。
ちょっと目新しい画でしょ。この日の結果のイチオシでございます。(笑
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