登山道の管理日記
「パルナッソス山へ」管理人たにつちの日常。温泉は泉質主義でひなびほど良し。蕎麦屋めぐり、日本の美・チョウ・花・山の撮影など。ニッチでディープを心に留めたい。Discover Deep Japan!
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2009ダンダラロード(その6)~赤城姫にお伺い(4)再交尾行動
2009年 05月 21日 | |
2009赤城姫訪問シリーズは、これで最後です。

スミレでの吸蜜シーンとの合間の時間に、2頭がからみあうシーンが目撃されました。(午後1時53分)
オスどうしでの同性愛趣味的、擬似求愛行動は、この日も何回か観察されていました。
その場合、一方が馬乗りになり、数秒間ジタバタした後、「あ、メスじゃなかったのか:鬼汗」と散会するわけですが、このときはちょっと違っていました。団子のように固まって、斜面を転がっています。
c0043361_4525283.jpg
「さては、真性交尾か?!」色めきたって、植物をいためないよう、足元に注意しながら、近づきました。



2頭は、しっかり抱き合って、簡単には離れなさそうです。
c0043361_51498.jpg
しかし、ちょっと普通とも違うことが直感で感じられました。いつまでもまさぐりあっているようで、体勢が落ち着きません

たまに、垣間見えた腹部に、オスのバルバ(把握器)がガバーと開いているのが見えました。
c0043361_52711.jpg

おや?ということは、まだつながっていないぞ、、かなり時間が経っているのにです。

よくみると、メスはスフラギス(交尾付属物)をつけていました。
つまり、交尾済みの固体、、再び交尾することはできない、とされているわけです。
c0043361_54415.jpg


この写真では、大きなスフラギフがついていてさえぎっていることがよくわかります。
c0043361_54238.jpg

オスはもとより、メスの方も再交尾をする気は十分あったようですが、この貞操帯によりままならなかったようです。
2頭は、もう少し努力しましたが、その後、あきらめたのか、別れて飛んでいきました。
横で観察していると長い時間に感じましたが、写真の撮影データからは、2分ちょっとの時間でした。

ギフチョウ属の再交尾トライシーンを観察したのは初めてで、解説されているスフラギスの役割(実用性?)を実見できたことはよかったです。

(おわり)
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by parnassus | 2009-05-21 23:45 | チョウに会える道 | Trackback | Comments(7) |
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Commented by clossiana at 2009-05-23 19:49
もし、♀の方にも、その気があつたのだとすれば、何ともお気の毒なことでした。でもやはりスフラギスの威力は絶大のようですね。これは貴重な観察ではないでしょうか。
Commented by げん@妄想中? at 2009-05-23 23:57 x
clossiana さん、ありがとうございます。
うーん、ほんとのところ赤城姫のほんとの姫(笑)の気持ちはわかりませんが、これだけ長い時間トライしたところからは、その気ありだったかと思いますね。
きっとオスさんは、最近人気がある時代劇(戦国もの)の武将のごときいい漢だったのではないでしょうか。
もしや、赤城城を舞台にした、姫と家臣の許されぬ恋?
Commented by ま・み at 2009-05-24 03:36 x
まいど。 ま・みです。

 お疲れ様。いつも楽しませていただいています。
残念ですが、拠所ない出費のため、デジイチは少し延期となりました。

 さて、以前の、コツバメの写真。いいですね。翅が痛んでるのは野趣が感じられて僕は大好き。コツバメのひょうきんさやたくましさ、普通種故の気楽さ、伸びやかさ(笑)が感じられて素敵です。一方、ギフやヒメギフは時に名画をおっかなびっくり拝見させていただく感じがありますね(笑)。写真にも普段着と余所行きというのがありそうですね・・・。

P.S 今回のヒメギフですが、昆虫や動物の行動は本能に突き動かされているに過ぎぬ・・・という考えの人々に、見せたいですね。

Commented by ま・み at 2009-05-24 03:48 x
げんさん
コツバメではなくツバメシジミでした。ウン十年ぶりの蝶道故、ご容赦を(笑)。
Commented by hornpipe at 2009-05-24 19:31 x
どこが何やらさっぱり分かりませんが、細部を必死に見てしまった自分がちょっと恥ずかしいです。ヒトとはまるで違うのですね(汗)。
Commented by げん at 2009-05-25 13:12 x
ま・みさん、毎度ありがとうございます。
デジイチ延期ですか、予期せぬ出費はいたいですよね。今シーズンもまだまだ序盤ですので、大丈夫ですよ。
コツバメならぬツバメシジミにありがとうございます。
種類によって差をつけるネライはないのですが、そういうふうに見る側に感じさせてしまうのは、撮影者の無意識が現れてしまっているのかもしれませんね。。くわばら。
本能の件、難しいことはわかりませんが、チョウは視覚で意識的に判断して行動してますよね。
ミドリシジミやオオムラサキのテリトリー行動で特に思います。
Commented by げん@ばっくれ逃げ at 2009-05-25 13:12 x
hornpipeどの、、、必死に見ていただいてありがとうございます、、。
でも、そんなに見つめちゃいやん。
>ヒトとはまるで違うのですね(汗)。
え、そんなに違うんンですか?知らなかった~(笑
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