登山道の管理日記
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大鹿村中央構造線博物館ホームページに感銘
2010年 01月 06日 |
ひょんなことで「糸魚川静岡構造線」のことに素朴な興味がわいて、ネットサーフィンしてたどり着いたページ
申し訳なくも、この博物館があるというのも知らなかった。
c0043361_0295085.jpg




どのページに行ってもデザインはごくシンプルだ。
ホームページ黎明期の頃の個人ページの懐かしいつくりそのままといってもよいかもしれない。
悪いけどビジュアルじゃない。

普通、博物館や美術館のページといえば、第一にビジュアル的で、施設や展示品の案内して、あとはどうぞ実際に来て見てください、というレベルのものがほとんどだろう。
ところが違う。
各ページの入り口(メニュー)は、単純すぎるほど単純。しかし、その先が深い。
たとえば、館内の展示物の紹介があるだろう。普通、その展示品の概要を説明するところまでだ。
しかし、違う。そのリンクを開くと、展示物にまつわる地学的知見による解説が展開される。

ところでオイラ、これでも高校生時分は、理科の第2~3分野(生物・地学)は例外的に得意だった。生物は、細胞分裂あたりで数学的な計算が必要になって挫折したが・・
残りの第3分野の地学・・これは、絶対的に得意科目で、3年生で、受験はこれを選択した。
し・か・し、このページで展開される解説は、オイラをもってしても専門的すぎて理解できない内容が多い。
「本当の」地質学は確かに知らん。その業界では常識的な言葉で説明されているのかもしれん、、が、深すぎるよ~。

おそらくは、実際に博物館に行って観覧したとしても、とうてい理解できない内容まで掲載されているに違いない。
展示で説明しきれないことを補完する目的にWebページを作成したのか、いや、言い尽くせない悔しさからこそすべてをぶちまけているかに見えるような・・
それが、全てのコンテンツにおいてこの調子。どこをクリックしても、深く深く掘り下げていかれる。
読み応えがありすぎる。すごいよ。
ページの制作は、学芸員Kさんによる全て手作りのよう。ストレートな情熱を感じる。そして情報の出し惜しみのなさが素晴らしい。
こんな「濃い」ページは滅多にない(?)と思った。
そして、本当に意義あるWebページとは、ビジュアルや出し惜しみじゃなくて、結局はこれなんだ、と感銘した次第。

あ、このブログにおいでになる人にとって、「地質学」って琴線に触れるのかな、どうなんだろう?
チョウ関係者には、チョウの分布と日本列島の成り立ちとの関係は重要だよね、そして特に温泉関係者には、このページの「展示・野外観察地コンテンツ」の次のページで温泉の考察と地質学が密接だって理解されると思う・・
謎の鹿塩温泉

ちなみに、このページのリンク先から知った「日本の地質百選」のページや、その運営元の「地質情報ポータルサイト」にも共通する熱いものを感じる。(まだコンテンツの一部しか見ていないが)
ひょっとすると、地質学の世界って、研究対象への愛や情熱の純粋さにおいて、この時代に類まれな業界なんじゃないだろうか。

大鹿村中央構造線博物館ホームページ
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by parnassus | 2010-01-06 00:32 | ニューカマー | Trackback | Comments(4) |
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Commented by 葉月 at 2010-01-06 14:39 x

新年おめでとうございます。理科は私不得意だけど(うはは、得意なものなど無いけど)、とても面白いですね。

糸魚川-静岡構造線 、テスト勉強にて、なつかしい~

ちょっとたどっただけで、勉強ムード満載ですね。
眠気がふっとびました。(笑)
そして
>>「フォッサマグナ 」と「糸魚川-静岡構造線」は同じ意味ではないことに注意してほしいと思います。
て、書いてあったので、、、、、す。なーるほど~~~
フォッサマグナ!!糸魚川!!構造線!!て、暗記してたので。一夜漬け。(笑)(中学以下)
いやー、頭の中訂正。(この先ほとんど訂正ね、、、)

情熱、確かに。書いた人はエラブッテない感じで、親切に教えてくれそうなのがウレシイデス。
>キーワードになる時代名をおぼえましょう。
って、「じゃ覚えなくちゃネ♪」と思わせられた。(笑)

すみません、ふさわしくない人が先に出てきたようで、これにて失礼。でもおもしろい。






Commented by げん@ナウなマン博士顕彰 at 2010-01-06 23:53 x
葉月さん、あけおめです!!
いやいや糸魚川-静岡構造線はテスト勉強にて・・同じレベルっす。
このページ、勉強ムード?ですか・・笑っちゃいました。
そうなんです、フォッサマグナと糸魚川-静岡構造線は同じぢゃありません!
今回初めて、わたしもよく理解できました!(笑
さらに、中央構造線は、、深いですね。
どうも北海道については、比べて地質的知見がまだ少ない気がしますね・・そちらのベースが大鹿村のせい?
今年もよろしくです!(唐突にw)
Commented by nobara at 2010-01-09 16:54 x
こんにちは〜
私こそこの話題に相応しくない自信ありマ〜ス!
(それなのに、なぜ集う、、、)
中学のとき、大好きだったのですが、、、忘却の彼方です。
でもでも、学芸員さんの情熱はひしひしと。
カモシカのロックンもいい味出してますね〜

なんか、こういうところに、ふと、行ってみたくなりました。

きっと解説付で見学とかすると、目から鱗で楽しいでしょうね。
山も温泉もあるし〜

今年もよろしくお願いします♪
Commented by げん@激しく行きたい at 2010-01-10 22:57 x
nobaraさん、あけおめです。
カモシカのロックンに突っ込んでいただきありがとございます(なぜにオレが礼を?)
リュック背負って手にハンマー、、ってありえねー!(爆
情熱とともに、かなりのB級さキャラも見逃せませんね。今シーズンでも行ってみたくてしかたありません。。
こういうところの休養もいかがでしょ?ことよろです。
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