登山道の管理日記
「パルナッソス山へ」管理人たにつちの日常。温泉は泉質主義でひなびほど良し。蕎麦屋めぐり、日本の美・チョウ・花・山の撮影など。ニッチでディープを心に留めたい。Discover Deep Japan!
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2010ダンダラロード・その2~飛騨のダンダラ詣で
2010年 05月 02日 | |
2010のGWは、どこへロードしようかと直前まで悩んだけれど、岐阜県北部の飛騨地方のダンダラフィールドを訪ねることにした。
通称「山ギフ」なんて呼ばれることもある、初めての訪問だ。
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始めに向かったのは、世界遺産白川郷合掌住宅のお膝元~♪
この時期に世界遺産くるなんて、、のは愚行か、、観光客がパねえですよ。(笑



白川村のギフチョウは、オイラの心の中で飛騨の山ギフを代表する存在だった。
山ギフの定義なんてあいまいで正しい分類ではないけれど、言われているのは、小さめでそして明るい色あい、後翅の赤紋列が発達するものが多い、地域によってウスバサイシンを食草とする、標高が高いから、発生時期も5月や6月など。
図鑑の標本やWebの写真では、中でも黄色地の明るく赤紋列の発達した個体がそろっていたのが白川村産(と高鷲村産)なのだった。
エリアにもよるようだが、主にウスバサイシン食いのもので発生も早い。ヒメギフに近しい要素を持つのか?だから、代表する存在だった。
まったく土地勘はわからないだけに、会うのは難しそうだ、、でも、ここで遠慮すると悔いが残るに違いないと踏んだ。

以前訪問したときから変わり、高速が北陸道とつながった。高速を富山側から入る、400km少々。
着くと、里ではサクラも満開を過ぎたくらい。いいぞ。
記録地の地名と、雪解け状況との現場あわせで、生息していそうな場所を探した。

おそらく主要な発生地であろう山すそは、まだ雪の下だった。
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ウスバサイシンを見つける。雪のもう消えているこの山を探って見ることに決めた。
新潟ではあまり見ないと思うこの花は?
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天気よいのに、ゴールデンタイムを過ぎてもぜんぜん見られない。この山はだめなのか・・?
しかし、11時も近いころ、尾根で初めての登場。いた!
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あわてて設定をまごまご、、大ピンボケだけれど、初めて見えた飛騨ギフとの記念に載せておこう。
しかし、この尾根での撮影は分が悪かった。登場もごくたま、そしてかなりの速さで通過するだけで戻ってこない。吸蜜するような花も見当たらない。この少なさは発生地からかなり離れているのかもしれない。または生息数の薄い地?

コツバメ、逆光での縁毛の輝き、よく青く輝くといわれるが、このときミドリシジミのような金緑に輝いた。いまひとつカメラに写しきれてないが、、
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尾根を下ったところで、ショウジョウバカマが多く見られるようになる。
そこに、吸蜜の個体が!
今日一番のショット。
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どうだろう、明るい固体だろうか、、赤紋はピントあってないが、すこし上がっているようだ。
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しかも、この個体は、メスだった。時期早いのかとも思っていたが、もう交尾のうもつけていた。
空振りをさけられ、一安心。

こちらに気づかないのか、動物が元気良く飛び出てきた。
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かなり大きい。アナグマ?なのだろうか。

はっ・・目があっちゃった・・
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一瞬固まって、、一目散に逃げ出した。

残雪の山もきれいだ。
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遠い地で、なかなか撮影は難しかしいけれど、白川の山ギフに会えて来てよかった。

薄紫のキクザキイチゲ、、よくありがちな構図だけれど
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by parnassus | 2010-05-02 22:47 | チョウに会える道 | Trackback | Comments(12) |
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Commented by fanseab at 2010-05-07 07:32
拘っての奥飛騨ダンダラ探索お疲れ様でした。尾根筋で出会う個体は確かに谷底に発生地があったりすると、なかなか撮影にまで至りませんね。それにしてもショウジョウバカマでの吸蜜シーンは貴重です。北陸でこの花の群落を見つけ、ひたすらギフが来るのを待って、結局空振りした記憶が蘇ってきました。
Commented by clossiana at 2010-05-07 21:22
いつもながらのチャレンジ精神がすごいですね。しかもちゃんと撮るのですから一層すごいです。アナグマは私も一度だけ出会ったことがあります。福島のキマルリのポイントの近くでした。同じように目が合いました。その後一目散に逃げ出し、途中でこちらをちらっと振り返り、また一目散に逃げて行きました。う~ん、よく撮れたものです。
Commented by げん@やや西へ? at 2010-05-07 23:43 x
fanseab さん、ご無沙汰しております。ありがとうございます。
帰りながら、遅い午後、はるか下のほうが発生地らしかったです。そっちの方がはるかに楽ちんだった・・
散策していたあたりでは、なぜか吸蜜になる花がないのでした。ショウジョウしかなければ、これにやってくるのでしょうね。
北陸のギフ、これから、少しずつ訪ねていきたいと思います。
Commented by げん@ドドドって聞こえました at 2010-05-07 23:48 x
clossiana さん、ご無沙汰しております。ありがとうございます。
チャレンジャー(いきあたりばったりバクチ師)とよんでください。
実は、白川村内、世界遺産の周辺含め広く生息してるようなことがわかりました。よさそうなところ、すぐわかると思いますし、きっと撮影できますよ。
これ、アナグマなんでしょうね。初めてでした。猫みたいで、、でも野生動物の迫力満点でした。
Commented by maeda at 2010-05-08 17:09 x
温泉の絵も良いですが、やっぱり蝶が良いかな?
Commented by banyan10 at 2010-05-08 17:33
ショウジョウバカマの吸蜜はすばらしいですね。
チャレンジャーならではの成果でしょうか。
新潟でもイワナシは見ることありますよ。可愛い花ですね。
Commented by kmkurobe at 2010-05-08 19:41
若かりし頃、この辺りはよく採集に訪れました。
皆さんおっしゃっているように、ショウジョウバカマはなかなか止まってくれません。今年もトライしましたがダメでした。こいつは夢をかなえてくれる一枚ですね。素晴らし恐れ入りました。
Commented by luehdorf at 2010-05-09 00:59 x
飛騨までお出かけでしたかぁ~。お疲れ様です。

>まったく土地勘はわからない…
で、この成果!拍手喝采です。

アナグマは3年前に長野で…。まさしくこのコです。行きと帰りに2度同じところで見かけました。
2度目は助手席のデッシーが車を停めるか停めないうちに飛び出していって…。
帰りに「銀座鈴屋の『濡れ甘納豆』」みたいなのを持ち帰りまして…。
「おい!これから昼飯だぜ…」。「箸を使うから大丈夫です」ってアイツは手を洗うこともなく…(爆)。
Commented by げん at 2010-05-10 07:03 x
banyanさん、ありがとうございます。おそくなりました。
あ、この花の名はイワナシでしたっけ、そういえば。
潅木系のものは弱いです・・。
いちおう、まだロードの続きありますです。
Commented by げん at 2010-05-10 07:05 x
maedaさん、おそくなりまして。ありがとうございます。
すいませんね、、やむえず温泉記事も、、チョウの画像も、また続きがありますから。。
Commented by げん at 2010-05-10 07:07 x
kmkurobe さん、おそくなりまして。ありがとうございます。
以前のこちらをご存知なんですね。きっと素晴らしい状況だったでしょうね。いや、今でもよいところだなあ、と思いました。
ショウジョウバカマはどうなんでしょ、キクザキイチゲだとか同様味が悪く、カタクリが出ると人気の低い花なんでしょかね。
Commented by げん at 2010-05-10 07:10 x
luehdorf御大、おそくなりました。ありがとうございます。
今回のロードで、少しは土地勘が出来ましたので、今後に役立つと思います。
「銀座鈴屋の濡れ甘納豆」・・・なんのこっちゃと思いましたが、ぎゃはは!
あちこちにかたまって落ちてましたね。ウサギだと思っていたんですが、、アナグマさんかな。
でも、なぜに、デッシーさんは、それをお持ち帰りに・・?
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