冬の晴天、例外的に山の遠望の条件のよい日となった。
前回の槍ロードに行った車山(霧が峰)に再訪をめざした。
しかし、ここで大失敗に気づいた・・メイン機であるD90を忘れてしまったのだ。
カメラバッグにあった、今や「温泉浴場専用機」となっているD70で撮るほかない。
画素数的に非常に残念・・
ま、今日の目的は「山撮」じゃないんだからいいじゃないか、と自分に言い聞かせる。
八ヶ岳方面も鮮明だ。
硫黄岳の岩壁も迫力。
立科から白樺湖へ登っていく途中では、振り返れば浅間山。
そしてヴィーナスラインでは、前回望めなかった富士が八ヶ岳の裾から顔を出した。
今回の目的とは、、
先日、クロスカントリーの中古をゲットしたのだ。
車山の駐車場は、最近降った雪がたいへんな量で積もっていて、何台も止められない状況。前回は広々だったのに。
前回撮影したピークからは、文句なしのくっきり槍・穂高が。
1年ぶりのクロカンは、勝手をもう忘れてる。よたよたしながら、車山へのハイキングコースを登っていった。
コースはゆるい斜面で八ツに向かって行くルート。
景色を楽しみながらで、ほどなく山頂のレーダーに着いた。
フォトショップで合成したほぼ360度のパノラマ画像、お楽しみください。(クリックして別ウィンドウで)(画角55mm)
大展望を祝して、コッペパンで昼食。あ、今日はジャムマーガリンがあったよ♪
さすがに、ちょっと風が寒いけど、でも今日はぜんぜん強くない日に入るだろう。
ここまで登ると、美ヶ原の平な山容に隠れていた、鹿島槍ヶ岳から北に続く白馬周辺の山も頭をのぞかせている。
日本海方向で見える山としてはこの辺が限界のようだった。少し雲がかかって、、高速道路で、妙高~上越はチェーン規制表示が出てたくらいだから、仕方ないだろう。
いったい百名山がいくつ見えているのだろう。それを一望にしているこの瞬間、得がたい感動を覚えた。
昼を過ぎると、ほとんど人もいなくなった。
この山頂から続くなだらかなコース場所で、下手なことこの上ないクロカンの練習をした。
この展望でクロカンが楽しめる!間違いなく日本一の最高のゲレンデだろう。
しかも、こんな場所をオイラごとき分際が独占。。もったいなすぎるけど、どこでも自分のゲレンデにできてしまう、これがマイ・クロカンをゲットの最大のメリット。なんちゅう、幸せか。。
ただし、降りる道中は、ちょっと斜面がきつくなるともうスピードコントロールできなくなってしまう。(あまりに低レベル)
エッジのついた山スキーで登るオヤジとすれ違って、「それ(クロカン)で登れたの?」とか「ちょっと厳しいんじゃない?」などのご意見をもらった。
なるほど、山スキーにはエッジもカービングもついていて、下りのコントロールは楽々だろう。
そっちも来シーズンにはゲットしたいな、と限りない物欲は、下り坂のクロカンのようにぜんぜん歯止めが利かないのだった。
「断捨離」というキーワードがはやりだそうだけど、無関係なオイラだ。。
(2011/03/08追記)
いくつかの写真に比較のためカシミール・シュミレート画を掲載
どれも、これもベストショット、凄すぎます!!
佐久平からの八ツなんて、サイコーです。赤岳のギザ、いいですねぇ。おっともちろん北アも! これだったら関東平野からも見えたんじゃないですか。
もっとぐやぢかったのは、クロカンスキーです。今一番欲しいやつだったから。今度誘ってぇ~~。
ばかに軽いコメントですね~♪
おお、「佐久平からの八ツ」・・あいかわらず渋いとこに(w
苦労して作った、360度パノラマはちゃんと見ていただけましたか?
え、クロカン?そうですね、貴殿の山小屋周辺散策も、これがあれば、スイスイ気持ちよい、、と思ってゲットしたんですけど(そうは問屋が卸しませんでしたが・・)
ぜひ、ご一緒いたしましょ。今シーズン、もう一回いけるかも。。
で、クロカンですが(笑)、エッジがないと曲がったり出来ないわけですか? 感じが全く想像出来なくて。
ヤフオクを物色中ですが、どんなもの狙えばいいかさっぱり分かりませんです。早く手に入れて「拙宅」へお招きしたいと思ってるんですけどね。
クロカン、物色中ですか。今シーズン終わりで、けっこうねらいかもしれませんね~。
私もどういうのがと判りませんで、サイズで身長+10~15センチくらい、ということくらいしか、基準になかったです。
ただ、クロカンは、ストレートな板なので、エッジ立てても曲がりません。だから下りはもうダメです。曲がり方は、バタバタと角度を踏み変えるようなんですが、でけまへん、
さておき、貴殿の邸宅へのご招待、いつになりますでしょ、心待ちにしておりますよ~。