登山道の管理日記
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2011ダンダラロード~出羽・庄内のダンダラ詣で・その2
2011年 05月 14日 |
(撮影日:2011/05/05)
かなりおくれましたが、GW庄内のダンダラロード最終日のこと。

朝、天気はどんよりと曇りだ。そして、ラジオから流れる天気予報は不吉なことを流していた。
庄内は昼前からハレ、酒田の最高気温14度だと。
14度!これは厳しいかもしれない。

明日は、仕事、、今日は、昼でフィールドは上げて帰ろうと思っていた。昼前からやっとこさ晴れでは。。
もう少しずつ帰る方向に向かうか、それとも、改めて、昨日会えなかったT山のメスとの出会いをねらうか、迷った。

しかし、初めての庄内だ。昨日見て周ったうち、一番タイミングのよさそうな場所で、最大限の努力をすることにした。
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ヒトリシズカが、集まって咲きほこりにぎわってた。すごい。その名前とぜんぜん逆だね(笑



う~朝は冷え込んだね。肌寒い中、コンビニでお湯を調達したカップラーメンなどで朝食。
8時30分すぎ、明るい日差しが差し込んできた。林がいっせいに目覚めるかのようだ。
これは、予報より早く好天するかと期待したが、そのあと曇ってしまった。

残雪のような箇所はない。もうカンアオイも開いていて、発生状況としては、メスも出ているだろう適期。
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早すぎるはずはないと見立てられた。
やはりここもちょっと山に踏み込むとウスバサイシンも多かった。
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ところで、本日の産地は、ギフチョウ分布域の北限にももう少しの、山形でも北部エリア。
この地のギフチョウは日本海側の明るいギフチョウでも一番その傾向が強いと言われる。
その地域変異を撮影するのが、今回の一番の目的なのだが。

結局、日差しがしはじめたのは、天気予報どおり昼からだった。
明日がたいへんになることは承知だったが、このタイミングで帰るのはあまりにつらい。さらにねばり、周辺を探し回った。気温は高くないのだろうが、日があたるにつれ林の中は、それなりに温まっていくようだ。しかし、まったく姿は見られなかった。寒すぎるのか、ここにはいないのか・・

そして、2時もすぎるころだろう、ある尾根に入り遠目に飛んでいるチョウらしいチョウを初めて見かける。
駆け寄る。
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ギフチョウだった。やった!いた。
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ほとんど止まってくれない。その明るい特徴を写させてくれないのか・・
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この飛翔個体がとまり、一度だけのチャンス。前方からで、よく特徴わからない。というか、それほど特別に明るいというものではない、というのが正直なところだ。

ようやく飛び出したのかもしれない、と午前中にいた尾根に戻る。
と、そこにも飛来した。
あまり近づけない証拠写真程度で、飛び去ってしまった。
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この個体だと、「明るい個体」という印象をはっきり受けるものだった。なんとか、最後の最後で、押さえられたかな?
地域変異とともに、やはり個体変異の違いもかなりあるのだろう。

3時になり、寒くはないが、またまったく気配がなくなってしまったので、ここで帰途につく。

帰りは酒田みなとICへ向かう。
気づけば、ばかに天気はよくっている。明日はとても天気がよさそうだ。
鳥海山が平野からその全容を見せ始めていた。山頂あたりは雲がかかっていたのに、山頂も顔を出し始めた。
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初めての鳥海、、予想以上の圧倒的な迫力をもった独立峰だった。この写真ではその量感を写せていない。そしてこの東西の山麓がギフチョウの北限の地。今回は、そこまで責められなかったが、いずれ、彼の地へも・・
それにしても、まったく、、いつも遠征のときには、最後帰るときになって、後ろ髪ひかれるような美しい景色を見せ付けてくれるものだ。やはり今回もやはりそうなのだね。
わかった。「また、来い」ということだろう。お誘いは断るタチではないので、また遠からず、訪問させてもらうことにしよう。その日には、またよろしく!
と、本日の汗流しはどこにしようか、考えながら、高速道に乗った。
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by parnassus | 2011-05-14 23:30 | チョウに会える道 | Trackback | Comments(2) |
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Commented by hornpipe at 2011-05-19 22:39
鳥海山のこの角度は、ちょうどわたしの実家から見る角度と同じですね。この時期の残雪の鳥海は大学時代以来ほとんど見ていないので感無量です。「明るい固体」もゲットできておめでとうございました。
それと蕎麦屋ですが、地元に数軒ありました。でも有名じゃないので、すぐには思い出せなかった。場所も分かりにくいし。
三川町の「田々」は老父がしょっちゅう入りにいく風呂です。何年か前に菌が出てニュースになりました。
Commented by げん@こでられねえですな! at 2011-05-20 00:38 x
hornpipe さん、ありがとうございます。この鳥海は、酒田みなとICにほど近い場所からです。ずっと山にかかっていた雲が急に晴れてきました。残雪状態、例年ご覧になっているものと思っていましたが、お忙しいのですね。
明るいギフチョウくんにも、なんとか会えました(?)蕎麦屋のことも、お手をわずらわせましたね。
父上殿が「田々」の湯によく行かれてるとは!もう塩漬けになってしまいそうに濃い湯でしたね。
けっこう天気に悩まされたロードでしたが、お湯はたいへんいいところに恵まれました。温泉天国!
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