登山道の管理日記
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2011青森ロード2日目~青森市周辺フィールド
2011年 07月 14日 |
(2011/07/08 撮影)
青森ロード2日目である。
雨の強く降る中、駅前でレンタカーを返し、F師匠と合流する。
今日は、青森市周辺のフィールドをご案内いただく予定。

始めは、西風の仲間でも会うのに困難を極める某種の可能性を。ぜひ撮影したい、と前々からお願いして、あたりをつけてもらっていた。
しかし、近年急に西風類の数が減っているようで、可能性は高くなく、あってもワンチャンスみたいなものかもという。
山の尾根につくころには、雨がやんでガスった中のブナ林の中を歩きとなった。きれいな森だ。
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しかし、これじゃ見られるわけないよね。下草もずぶぬれ、枝先をたたけば、激しく水滴が落ちてくる。
ただ、温度は寒くなく暖かい霧であることに望みをかけた。

アカタテハの幼虫巣を発見。初めて撮影できた。
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こういうのを見落とさない師匠の目はすごいと思う。歩き方や見方というものの勉強になる。

カーブした雰囲気のよさそうなところに差し掛かったとき、日差しもぱっと明るくなった。
何か森の気配が変わった。
と、出たのだ!遠目だが、白っぽいチラチラと縁を飛び回る様子は、めざす西風に違いない。
2~3頭が続けて見られた。けっこういたのだ。しかし、このときだけ。また天気は悪くなった。
氏が周りに話しても信じてもらえないという「霧の中を飛ぶ」の様子を実見できたのは貴重か。

雨宿りに、駅で買っておいた弁当を車内で食べる。青森の駅弁でもっとも昔からあるという伝統の「とりめし」を買った。
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しっかりした味付け。美味しいものだった。
師匠によると、青森のこうしたものは、きちんと作られていてどれもはずれがないという。

次に、案内いただいたのは雑木林環境。ウラクロシジミが少なくなくいるというので期待。
しかし、みられなかった。これはおかしいという状況だそうだ。
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ほか、ミズイロ、ジョウザンかの♀、ようやく西風の姿に会えた。

次への移動中、師匠によると、エゾスジグロが近年減っているとの指摘。普通種といえど、今のうちに記録をしておくべきと考えられているとのこと。
言葉に乗せらてがんばって追いかける。交尾個体だ。
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追いかけすぎて、川べりで足を滑らせこける。あとで、望遠レンズが見つからないことに気づく。どうも、このときに、望遠レンズを落としてしまったらしい。。代償の高い撮影となった。

次にご案内いただいたのは、往年の西風生息地のカシワ林。
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確かに純林に近いようなカシワ林があるのだった。しかし西風は、見られない。
天気のせいか、樹が大きくなりすぎてしまったのか。

最後にご案内いただいたのが、ハッチョウトンボを産する湿原。
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ハッチョウくんと会うのも数年前の広島ロード以来かもしれない。貴重な存在とのことだ。
局所的に、しかし、たくさん生息しているのは、不思議だ。この楽園も不安定かもしれない。長く維持されることを祈るばかり。

チョウ影は薄い一日だったが、青森近郊のさまざまなタイプのフィールドを見て周ることができ、土地勘の形成できたのは意義が大きい。F師匠ありがとうございました。
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by parnassus | 2011-07-14 23:50 | チョウに会える道 | Trackback | Comments(0) |
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