野比温泉(横須賀温泉)~勝手に「街中秘湯」に認定

三浦半島ロードレポ、その3
やはり、この地の温泉にて、汗流しをせねばなりますまい。
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ガイドブックで探してみますと、この地にもいくつかのセンター系の温泉施設があるようですね。泉質重視派にとって、一番よさそうなところをと模索。
この「野比温泉」、ガイド上では扱いが小さいです。浴槽内の写真を見るとかなり茶褐色に色づいている。
黒湯系の延長にあるのか?それともダシの効いた化石海水系の塩の湯であろうか?、いずれにしても、いわゆるセンター系とはちがうのかもしれない、という「匂い」を感じてきました。
濃い湯使いが楽しめそうな施設かと期待できそう、、決めた、ここに行こう!



ところで、そもそもこの「野比」という地名は、言わずもがな、
ドラえもんファンにとってのメッカたる地ではないのか?!

藤子F先生が「野比家」の名をこの地からとったのだというエピソードは、はずかしながら知りませんけれども。
でも、でもね・・・と感じるのが自然な感覚というもの。

その交差店の信号機を深い愛情を持って車窓撮影(笑
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ちと迷った後、レトロな看板が道からも目立ち、わかりました。
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駐車場はないのでしょうか?
お隣には「業務スーパー 野比店」があって、もうこの時間は営業終了しているようで、その駐車場に停める。
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この施設、昭和の温泉施設を現代に伝えるスペック
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受付の雰囲気からしていい感じ♪
6時を過ぎると、料金が安くなって700円いうことで、ラッキー。

この受付で券を出して、右、靴をぬいで一段あがったとこの下駄箱に入れてカギかけて、その奥へ。
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男女の浴場が上下の階に別れてるんですね。男湯は、上のフロアだね。
脱衣所
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とここで、受付のおねえさん(ややオバチャン)が、脱衣所前にやってきて「おきゃくさ~ん!」と呼びかけられる。
なんじゃなんじゃ、と出て行くと、下駄箱のカギは受付に戻して、脱衣所のロッカーキーと交換する、というややこしいシステムなんだということ。
初めてのオイラにわかろうはずもない、まさかのシステム。ちゃんと教えてよ、おばちゃん!

再度、キーを受け取って、脱衣所に。
なんとなんと、「お風呂ゴールデンタイム」と思われるこの夕方の時間帯、オイラの貸しきり状態であるらしかった。この神奈川県において?なんつーとこじゃ。

無理だろうと予想していた浴場内撮影、ありがたくゲキシャ。
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大浴槽がひとつのシンプル、ほか入り口近くにサウナのみ。大浴槽は、6畳くらいか。
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奥の壁あたり、ジャグジー的に泡噴射エリア。

奥の壁には、古めの効能書き
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おっと、肝心のこの湯でありますが、、正直、化石海水系のかなりしょっぱい湯を想像してたんです。
ところがギッチョン、、重曹泉系のつるつる肌にやわらかいもの。ここは海から遠くない場所であるので、いっそう驚きでした。
この色づきは、黒湯系とはちょっと違うような、、関東南部の地だけに自信ありまっせんが。
匂いは土類ミネラルっぽさ、いやこれは、相当なヨウ素臭ではないですかね。これだけはっきりとしたヨウ素臭は、その成分の濃さで珍しいとの「羽州温泉 象潟シーサイドホテル」の湯を思い起こさせました。すごいすごい!
この色づきは、ヨウ素成分によるものではないかと、勝手に断定しました(責任もてませんが、、分析書には出てこないんだよね)
また、温泉法施行規則表示では、塩素系消毒もされてるとのことですが、オイラにはほとんど感じられないレベルで、この点でも湯使い素晴らしく期待以上のものでした。

浴槽奥から入り口方向見返し
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この打たせ湯的に投入される湯もヌルめでけっこうでしたが、信楽焼き?のタヌキのおなかからは、冷っこい湯(?)が流れ出ています。これが源泉であろうと思われました。
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この湯、触ると、ヌルスベなんです。源泉に間違いない、最高!
この源泉の素性のよさがよっくわかりました。

いや~予想外の悦びの舞!
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この湯独占の時間は過ぎ、一人また一人とお客さんが入ってきました。皆さん、顔なじみのようで、基本ジモセンといってよいくらいの共同湯的な日帰り施設らしいのでした。

フロントの前は、ソファなどある休憩所ですが、レトロ感もなかなかです。
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温泉縁起の古い新聞記事も掲載
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受付のとっても親しげなおねえさんにお話を聞きましたら、なんと埼玉北部出身の方とのこと。
なんでもこの温泉、地下水掘削したところ、偶然掘り当てたもの。で、となりのスーパーが経営してる(現在「業務スーパー)そうです。なので、駐車は、スーパーの駐車場にしてかまわないんだそう。
塩素消毒を表示ではうたってますが、まあごく薄いもので、ほとんど感じないレベル、よくあたたまるでしょ!とのことでした。
オイラも、こんな海から遠くない場所で、よい湯にびっくりしたとの感想を伝えました。

泉質の素晴らしさに加えて、こんな街中のロケーションにあって、ファッション性からすると実に穴場的存在、、これぞ「街中秘湯」と言えるもの・・そう認定したいと提唱します。

温泉分析書
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(成分の左の部分、やたらと縦長。それと、「受け」の炭酸水素イオンの数値がハンパないですね!)

右下の、温泉法施行規則表示部分
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オレ的オキニ度:★★★★

案内
横須賀市野比4-3-5
046-848-1430
営業:11:00〜21:00
定休:毎週水曜日、12月29〜31日
駐車場:40台
料金:11:00〜18:00....大人 1,000円/子供 500円
    18:00〜21:00....大人 700円/子供 300円
公式ページ

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by parnassus | 2012-09-17 23:29 | 温泉で汗でも(神奈川) | Trackback | Comments(0)

「パルナッソス山へ」管理人たにつちの日常。温泉は泉質主義でひなびほど良し。蕎麦屋めぐり、日本の美・チョウ・花・山の撮影など。ニッチでディープを心に留めたい。Discover Deep Japan!


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