登山道の管理日記
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環境省「第4次レッドリスト(2012)」公表される
2012年 08月 28日 | |
本日、環境省からレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)の見直し作業による、第4次レッドリストが発表された。
巷のニュースでは、ニホンカワウソが「絶滅種」認定されたということが注目されている。いまさらという感じもあるけれど、、
本記事では、第4次レッドリストから「昆虫類 チョウ目」について異動のあった種類について、以下に編集掲載しよう。

今回の見直しでは、昆虫類についても絶滅危惧Ⅰ類を、さらにⅠA 類(CR)とⅠB 類(EN)に区分して評価を行われた。前回は、絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)としてまとめられていた。

気づいたものとして、ゴマシジミ本州中部亜種が絶滅危惧IA類に・・あちゃ、いよいよなってしまった。
絶滅危惧IB類には、ヒメシロやツマグロキチョウ、ミヤマシジミ、アサマシジミなどのおなじみがゴッソリ入ってきてしまった。
また、チョウ目の中で、これまで「据え置き」にされていたかのような「蛾」について、まとまって新規掲載されたことがあげられる。
<リンク>
第4次レッドリストの公表について(お知らせ)
別添資料7-⑤ 【昆虫類】 環境省第4次レッドリスト(2012)




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環境省第4次レッドリスト(2012)
【昆虫類 チョウ目】*異動のあった種のみ抜粋
(凡例)
↑:アップリスト種 (より絶滅のおそれが高まった種:註・編者意訳)
↓:ダウンリスト種
○:新規掲載された種
◇:DDから変更された種
●絶滅危惧ⅠA類(CR)

↑ ゴマシジミ本州中部亜種 Maculinea teleius kazamoto
↑ ヒメチャマダラセセリ Pyrgus malvae malvae

●絶滅危惧ⅠB類(EN)

○ ミスジコスカシバ Scalarignathia montis
↑ ヒメシロチョウ Leptidea amurensis
↑ ツマグロキチョウ Eurema laeta betheseba
↑ ヤマキチョウ Gonepteryx rhamni maxima
↑ ゴマシジミ中国・九州亜種 Maculinea teleius daisensis
↑ ミヤマシジミ Plebejus argyrognomon praeterinsularis
↑ アサマシジミ北海道亜種 Plebejus subsolanus iburiensis
↑ アサマシジミ中部低地帯亜種 Plebejus subsolanus yaginus
↑ コヒョウモンモドキ Melitaea ambigua niphona
↑ クロヒカゲモドキ Lethe marginalis
↑ アカセセリ Hesperia florinda florinda
○ ソトオビエダシャク Isturgia arenacearia
○ チャホシホソバナミシャク Brabira kasaii
○ ヒトスジシロナミシャク本州亜種 Epirrhoe hastulata echigoensis
○ サキシマウスクモナミシャク Heterophleps endoi
○ ミスズコヤガ Paraphyllophila contusa
○ ヘリグロヒメヨトウ Candica illustrata
○ オガサワラヒゲヨトウ Dasypolia fani
○ クロコシロヨトウ Leucapamea hikosana
◇ コンゴウミドリヨトウ Staurophora celsia
○ オイワケクロヨトウ Lacanobia aliena
○ ヒメカクモンヤガ Chersotis deplanata

●絶滅危惧Ⅱ類(VU)

○ アシナガモモブトスカシバ Maroscelesia longipes
↑ ベニモンマダラ道南亜種 Zygaena niphona hakodatensis
↑ ツシマウラボシシジミ Pithecops fulgens tsushimanus
↑ ウラギンスジヒョウモン Argyronome laodice japonica
↑ ヒョウモンチョウ本州中部亜種 Brenthis daphne rabdia
↑ クロフカバシャク Archiearis notha okanoi
○ サキシマオオエダシャク Amraica kimurai
○ アキヨシトガリエダシャク Hypoxystis pulcheraria
○ ヒロバカレハ Gastropacha quercifolia
○ スキバホウジャク Hemaris radians
○ ミヤノスゲドクガ Laelia miyanoi
○ シラユキコヤガ Eulocasta sasakii
○ マガリスジコヤガ Protodeltote wiscotti
○ オガサワラシロガ Chasmina takakuwai
○ ガマヨトウ Capsula aerata
○ キスジウスキヨトウ Capsula sparganii
○ ヌマベウスキヨトウ Chilodes pacificus
○ キュウシュウスジヨトウ Doerriesa coenosa
○ エゾスジヨトウ Doerriesa striata
○ オオチャバネヨトウ Nonagria puengeleri
○ ギンモンアカヨトウ Plusilla rosalia
○ イチモジヒメヨトウ Xylomoia fusei
○ クシロモクメヨトウ Xylomoia graminea
○ アサギリヨトウ Sideridis incommoda
○ エゾクシヒゲモンヤガ Pseudohermonassa velata

●準絶滅危惧(NT) 

○ ハイイロボクトウ Pharagmataecia castaneae
○ ヤホシホソマダラ Balataea octomaculata
○ ツシマキモンチラシ Eterusia watanabei
○ ルリハダホソクロバ Rhagades pruni
○ ゴマフツトガ Chilo pulveratus
○ モリオカツトガ Chrysoteuchia moriokensis
○ カワゴケミズメイガ Paracymoriza vagalis
○ ムナカタミズメイガ Paraponyx ussuriensis
○ カバイロシジミ Glaucopsyche lycormas
↓ ゴマシジミ北海道・東北亜種 Maculinea teleius ogumae
↓ タカネヒカゲ北アルプス亜種 Oeneis norna asamana
○ アトキフタオ小笠原亜種 Warreniplema fumicosta
○ クワトゲエダシャク Apochima excavata
○ マルバエダシャク Boninnadagara crinomorpha
○ カギバエダシャク Pseudonadagara hepatica
○ チビサザナミシロアオシャク Pelagodes ogasawarensis
○ シロマダラカバナミシャク Eupithecia extensaria
○ オガサワラチビナミシャク Gymnoscelis boninensis
○ ウラグロチビナミシャク Gymnoscelis melaninfra
○ ウラジロチビナミシャク Gymnoscelis montgomeryi
○ オナガミズアオ Actias gnoma
○ ヒメスズメ Deilephila askoldensis
○ ハガタスズメ Polyptychus chinensis
○ クワヤマエグリシャチホコ Ptilodon kuwayamae
○ カバイロシャチホコ Ramesa tosta
○ ウスジロドクガ Calliteara virginea
○ トラサンドクガ Kidokuga torasan
○ スゲドクガ Laelia coenosa
○ クニガミスゲドクガ Laelia kunigamiensis
○ シロホソバ Eilema degenerella
○ ヤネホソバ Eilema fuscodorsalis
○ マエアカヒトリ Aloa lactinea
○ ダイセツヒトリ Grammia quenseli daisetsuzana
○ トラガモドキ Nikaea matsumurai
○ ゴマベニシタヒトリ Rhyparia purpurata
○ ツマキカノコ Amata flava aritai
○ ミカボコブガ Meganola mikabo
○ チョウカイシロコブガ Nola umetsui
○ キシタアツバ Hypena claripennis
○ カギモンハナオイアツバ Cidariplura signata
○ コシロシタバ Catocala actaea
○ ミヤマキシタバ Catocala ella
○ ヒメシロシタバ Catocala nagioides
○ ホラズミクチバ Speiredonia inocellata
○ ウスズミケンモン Acronicta carbonaria
○ クビグロケンモン Acronicta digna
○ ウスジロケンモン Acronicta lutea
○ ツリフネソウトラガ Sarbanissa yunnana
○ アオモンギンセダカモクメ Cucullia argntea
○ ホシヒメセダカモクメ Cucullia fraudatrix
○ ギンモンセダカモクメ Cucullia jankowskii
○ ダイセンセダカモクメ Cucullia mandschuriae
○ クロダケタカネヨトウ Sympistis funebris kurodakeana
○ クロシマカラスヨトウ Amphipyra okinawaensis
○ アカヘリヤガ Adisura atkinsoni
○ クロタバコガ Helicoverpa sugii
○ ギンスジアカヤガ Heliothis bivittata
○ ムニンツマキリヨトウ Callopistria ogasawaraensis
○ ウスミミモンキリガ Eupsilia contracta
○ ヒダカミツボシキリガ Eupsilia hidakaensis
○ ミスジキリガ Jodia sericea
○ コイズミヨトウ Anarta melanopa
○ ダイセツキシタヨトウ Coranarta carbonaria
○ シロオビヨトウ Hadena compta
○ ハマヤガ Agrotis desertorum
○ アサマウスモンヤガ Xestia descripta

●情報不足(DD) 
ヒメウラボシシジミ Neopithecops zalmora zalmora

<参考>
昆虫類レッドリスト見直しで明らかになった点
[1] 絶滅のおそれのある種の総数は、前回見直し(2007 年)では 239 種だったが、今回は 358 種(絶滅危惧ⅠA 類※(CR)65 種・絶滅危惧ⅠB 類(EN)106 種・絶滅危惧Ⅱ類(VU)187 種)となり、119 種増加した。今回の見直しでは、特にガ類や甲虫類等の評価が進んだことにより、336 種が新たにリストに掲載され、そのうち 91 種を新たに絶滅のおそれのある種に選定した。
我が国の昆虫類のおかれている状況が依然として改善されていないことが示されているほか、これまで情報が不足していた種について生息状況等の新たな知見が蓄積されたことで評価が進んだといえる。
※今回の見直しでは、昆虫類についても絶滅危惧Ⅰ類をさらにⅠA 類(CR)とⅠB 類(EN)に区分して評価を行った(前回は、絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)としてまとめて評価)。
(略)
[3] 草原や河川敷に生息する種でランクを上げたものが多く(例:ツマグロキチョウVU→EN)、また湿地や草原性のゴミムシ類、ガ類でも多くの種を新たにリストに掲載4した。これらのことから、平地の森林以外の生息環境(草原・河川敷・湿地など)がいずれも悪化していることが指摘された。

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【関連記事】
環境省・平成19年版「新・昆虫類レッドリスト」

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by parnassus | 2012-08-28 23:08 | チョウに会える道 | Trackback | Comments(0) |
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