残念ながら、既知のポイントではまだ山菜の適当な時期ではなく、収穫は低調であった。
仕方なく、カタクリの花、スミレサイシンなどにまで手を出すことに。ガイド(私)としては、肩身がいささか狭い。
帰ってからは、例年どおり知人宅で山菜宴会を開催。
本日の主なネタは、コゴミとフキノトウという、初級レベルに留まってしまった。
期待していたコシアブラとも、ぽつりと4つほど・・・タラノメにいたっては、まったく採れなかった。とほほ。
ようやく5,6本採れたウドが、今日の横綱というところであろう。貴重品だ。
それでも、天ぷらは各種でにぎわった。
おひたし系も、トリアシショウマに初めてのヤマブキショウマと思われるもの、これはちょっと苦かった。それにカタクリ、スミレサイシンは意外に受けたようでよかった。
数本だけだったタチシオデ、あるメンバーが「ゆでたてで食べたい」と大切に調理人に所望したにかかわらず、天ぷらにされてしまい、あわや乱闘寸前のハプニングもあった。
貴重品のコシアブラとウドの天ぷら揚げたては、もうこれはやはり絶品だった。
山の幸をお恵みくださった、新潟の山々また、普段手入れをしてくださっている地元のかたに、この場を借りて感謝の気持ちを表しておきます。