登山道の管理日記
「パルナッソス山へ」管理人たにつちの日常。温泉は泉質主義でひなびほど良し。蕎麦屋めぐり、日本の美・チョウ・花・山の撮影など。ニッチでディープを心に留めたい。Discover Deep Japan!
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チョウの分類、学名の改訂にウラシマ太郎状態
2016年 03月 05日 | |
遅々とではありますが、「チョウに会える登山道」を更新、いじってます。

チョウの「科別」のリストページを改訂しました。
要は、テングチョウ科、マダラチョウ科、ジャノメチョウ科をタテハチョウ科へ修正。
1ページにまとめると長大になってしまうので、(1)(2)(3)と従来のページ区分を踏襲。
併せて、亜科・属の区分までは改訂しました。

日本産蝶類和名学名便覧」のページに準拠して作成。
迷蝶もたくさん掲載されているのですが、それらはとりあえず割愛。
ほんとは、チョウの拙画を掲載する更新を目指しているのですが、環境整備で止まってしまいます。

ところで、いつの間に、その3科がタテハチョウ科に属するように変わったのでしょうね・・
研究者の学会には所属してないもので、「フィールドガイド 日本のチョウ」(日本チョウ類保全協会編、2012)が出て初めて知ったのですけど、、
自分の子どものときから連綿とその分類だったものが、ここ10年の間で大きく変わったのは、なんだかなあという気がします。

亜科や属の分類が変わったことで、学名そのものも変わっている種が多数あるのですね。
(全種の改訂までは、チェック修正の対応ができてませんが。)



目立つところだけでも、とりあげてみますと、、

例えば、フジミドリシジミが、Favonius(オオミドリシジミ属)から分離され、
Sibataniozephyrus(フジミドリシジミ属)に独立、、学名は Sibataniozephyrus fujisanus とか。

また、ゴマシジミやオオゴマシジミは、Phengaris(ゴマダラシジミ属)という新称になったことで、学名は、Phengaris teleiusと、Phengaris arionidesに。
見慣れないなあ~。
そんで、ゴマダラシジミ属!
う~ん、その「和」属名、しっくりこない。「マダラ」というあたり特に。

ほかにも、カラフトルリシジミが、独立の属、Albulina(ウスユキルリシジミ属)となって、学名はAlbulina optilete と。
ウスユキルリシジミ・・やっぱり、その「和」属名はどうなの?
思いは伝わるものありますが、翅の色は表も裏も濃いチョウじゃありませんでしたっけ?
なんともはかなく、また短い期間で変わってしまいそう。

シジミチョウ科だけとっても、ちょっと気づくだけでもこれですから、全種ではかなりの改変がされていそうです。

これらの改訂は、最近10年、長くても20年の期間でなされた「成果」だと思います。
分類の再編は、最新の研究の知見の反映によるものなのでしょうが、過去の分類学はそんなに誤っていたということでしょうか?
分類や学名たるもの、そんなに容易くあっちだこっちだと改変してよいものではありますまい。
学者さんの研究結果をわが「業績」とするためにやたら細分化したり、まして、独りよがりの狭量な認識や、偏った趣味・私情が入り込むことは許されない、と思います。
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by parnassus | 2016-03-05 21:54 | チョウに会える道 | Trackback | Comments(0) |
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