経験のうすい山小屋利用、やはり混雑が心配なので、ハイシーズンを避けてやや早めの時期としました。
でも、今年は梅雨明けが遅く、未だ梅雨まっただ中、、しかも非常に不安定な天気予報の中でのロードとなってしまいました。
彼が通った道をたどるだけでも意義を感じる今回のロード。
存外、1日目は天気がもってくれました。
本日は、標高差1200mを登る歩きとなるのですが、一日で登る標高差としては一番かもしれません。
心配なこととして、昨年の乾徳山ロードの際に、左ひざ裏の筋を痛めたのが古傷のようになってしまっていました。普段は大丈夫なのですが、ときに症状が出て、どうも完治してないなと。思えば、田中将大投手と同じく靭帯部分断裂だったのかも、、医者にもいかず何もせず放置だったもんで。
ともかく、それが行動中に再発して往生してしまうことが一番の懸念でした。無理をかけないように、一歩ずつ丁寧に石に載せて歩みを進めるよう努めました。
詳細な登山ガイドは他のサイトにお任せするとして、以下、メモ的に。
しばしで山の神
王滝前で、地元中学生の遠足の団体とすれちがう
中学生の遠足が同じルートを!負けてられない!
沢に出て、いよいよ見えました。あそこかな?
開けた沢で高山蝶の類に会えないかと期待しつつも、会えず。
雪渓も現れ、少し歩く
すぐに斜面にとりつきますが、ここからがたいへん
ベニシジミがいたもので
最終水場
いよいよもうすぐ
常念乗越に到着
とたんにコマクサなど
そして、、
しかし、タカネヒカゲの撮影成果は結局これだけでした。なんとも残念ですが。
また、アルプスモンキは見かけませんでした。今年は早すぎたでしょうか。
横通山方向へ少し登りました。山麓から、常念と小屋見下ろす
反対に常念側にも上ってみたのですが
とにかく、風は始終強かったですし。
雪形「中岳の舞姫」
槍がもっともみえたとき
クモマスミレか
常念小屋
食堂には、田淵や白旗氏らの山岳写真が掲示。
多くの山岳写真集など
夕食
2食ついて1万円弱は、納得できる設定です。
当たり前ですが、山小屋に体を洗ったり、拭いたりという設備は特にないのですね。
この日は、ちょうど客の少ない日に当たっていたことは幸運で、同じく埼玉から来ていたオジサンと二人で一部屋を使わせてもらいました。全部で30人はいなかったのではないでしょうか。これがちょっとするとやはり混雑で大変なようです。
同室のオジサンは燕岳から縦走してきたそう。たいへん山のベテランで、山やら歴史やら色々なお話をたくさんしていただきたいへん感謝。
また、いわゆる山ガールとは違う雰囲気の若い女性客がいたのですが、例えるなら「平祐奈」的シャープなすんごいきれいなお嬢さんで、こんな方も山小屋に来るんだと、びっくりしました。
夜の間中雨が降り、ときに猛烈な風雨。
明日は、常念岳山頂をめざし、目指すチョウの撮影に再挑戦という計画です。
(撮影日:2014/07/17)
撮影おめでとうございます。
僕は最初のときは天気に恵まれずにタカネヒカゲは見れませんでした。
山頂もしっかり登るのですね。3回行っていますが、未だに登っていません。(笑)
貴殿でも初回はタカネヒカゲだめだったとは。今回はアルプスモンキをまったく見かけられませんでした。
山小屋泊が不安でしたが、様子もわかったので、またリベンジに行くことができます。
山頂、行きますよ~初めてですから。田淵の足跡をたどるロードでもありますので。