登山道の管理日記
「パルナッソス山へ」管理人たにつちの日常。温泉は泉質主義でひなびほど良し。蕎麦屋めぐり、日本の美・チョウ・花・山の撮影など。ニッチでディープを心に留めたい。Discover Deep Japan!
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2014北安曇ブルー・ロード
2014年 07月 25日 | |
下山翌日、かなりの筋肉痛、正常な歩行は無理、自動車直付けレベルのフィールドを計画。

北安曇方面をロードすることにした。
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はじめの場所では夏型のトラフシジミが出迎えてくれた。
草原の上をすごいスピードで広い範囲飛び回っていたのは、西風だった。時間的にもジョウザンのようだが、確認できなかった。



次に向かったのは、信州最北部。
北隆館の原色蝶類検索図鑑には、前翅表面にまで赤帯が広がるヒメシジミの個体が掲載されている。
それが小谷村産とあって、一度確認したいと、興味があったことを思い出した。
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ヒョウモンチョウやヒメシジミが多く群れていて、よい高原だと感じた。
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ここでは確かに、ヒメシジミのメスに前翅まで赤帯が現れているものの割合が多いようだ。
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これはけっこうなレベルだが、残念ながら少し破れている。
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これが今日一のレベルだが、赤帯が白っぽい感じ
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なかなか条件は難しいね・・。

さて、素人の考察。
こうした赤帯の発達した個体は、いずれも裏面の黒紋も発達した個体であった。
これは、蛹の期間に「冷温処理」すると現れると知られている紋様の傾向だ。
この地は、天然であたかも冷温処理のような状態におかれる気候条件がそろっているのではないか。その結果として裏面の黒紋と表面の赤帯が発達する個体が多く現れるものと推測された。
図鑑に掲載されていたものは、特異な個体変異の例としてではなく、地域変異の例として掲載されたものであることが、現地を実見してわかった。

コキマも久しぶり。近年なかなか会えないね。
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毎度のことながら、よく調べてから来るべきだったとは反省。でも行き当たりばったりだから仕方ないとも言える。
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(撮影日:2014/07/19)
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by parnassus | 2014-07-25 22:46 | チョウに会える道 | Trackback | Comments(2) |
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Commented by kmkurobe at 2014-08-08 14:22 x
このあたりのアサマシジミは赤紋が前翅まで強く出るのが特徴と聞いていました。ヒメシジミはこれが当たり前だと思ってました。
勉強になりました。
このあたりはブナ帯にすむ虫たちの良いフィールドですね。
Commented by げん@よいフィールドでした at 2014-08-08 22:08 x
kmkurobe さん、ありがとうございます。
アサマシジミも同様のようですね、残念ながらこの日は会えなかったですが。
ヒメシジミ、これが安曇野の基本タイプ?だったら美麗でいいですね!近場の群馬のヒメだと、前翅は真っ黒タイプの方が基本だと思います。
えっと、自信ないですけど、そうだと思うんですが(汗
ブナ帯、、うっ、ブナ林の主にもやっぱり会えなかったですけど、、チャンスあるなら通いたいものです。
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