こりゃすごい!
特に富士の左に連なる南アルプスは、文句なしの「全部見え」
この日は、東京スカイツリーが見えるくらいだけに、どの方向を向いても遠望がかなり利きました。
代表的な各方面の展望を掲載いたします。山座同定など確認作業等に時間を要しました。
まず一番目立つのは、南アルプス北部の3000m峰が連なる上河内岳から北岳のエリア。
これはクイズ的に画像のみ掲載してみましょう。
山の名前はわかりましたか?
では、答え合わせです。
カシミールシュミレート画と対照してください。
次にズームアップした画像、キャプション付きでどうぞ。
北部はなじみもある山ですが、さらに南にもずっと山は連なっていて、南ア南部のこれらはほとんど知らない山々です。
カシミールでようやく同定作業。
南アルプス最南端は光岳で、その南の大無間岳などのエリアは、深南部と呼ばれるそうです。
秘境そうです、、いつの日かアプローチすることがあるでしょうか。
目を北方向に転ずると、富士山、その左裾野に少しかすむは、八ヶ岳連峰でした。
北東方向、天城山の左の裾野の先が、東京方向。街が見えます。
東方向、天城山の右裾野の先にも遠くの低山が見えていました。やはり房総半島の山々でした。
距離は100km前後ですので、見えておかしくはないのですが、やや逆光で貴重な遠望のように思います。
さらに右、南東に目を転ずると、伊豆諸島が。
これまた、どれが何やら全く知らない島々で、後で調べてからわかりました。
だいぶ飛ばして、西方向。
陸から、海に細ーく伸びる岬が見えていましたが、その突端は、静岡の御前崎でした。
その灯台のアップ
御前崎から右手にはずっと低山が連なっています。
静岡から遠くは愛知県豊橋市あたりの低山が見えていたのでした。
カシミールシュミレート画を上に置いてみました。三重県(紀伊半島)の山も可視ですが、さすがに見えていないようです。
オイラの滞在中、ほかにやってきたのは一組のご夫婦だけでした。
今日はいい眺めだね~と富士山バックの記念撮影などされていましたが、今日はどれだけ沢山の山も見えているかということ(ましてや東京スカイツリーも見えていたのに!)は、ほとんど関心なく、あっさりと降りていかれました。
そんなものかねえ、と勿体ないようにも思いましたが、山の遠望趣味というのは、一般的尺度では相当にかなりマイナー・マニアックなもののようですね、と今更ながら。なぜそうも関心持たれないのか不思議でなりませんが。
後日、人妻K氏と会話することがあり、そんな話題になったのですが、そもそも「山が見えたときに、あれがなんて名前の山か考える人は少ない」のだそうです。多くの一般人にとって、山は視界に入っても存在していないに等しいのかもしれませんね。
さておき、私どものような者にとっては、この山頂の展望台は、まさに値千金、山の魅力を100倍高めてくれるものだと思います。
この山は、もちろん条件のよい日はですが、登る苦労にまさる展望を満喫できます。
この眺めを一人で独占。ずっと眺めていたくて、いつまでも去り難い思いがしました。
(撮影日:2015/01/03)
楽々展望スポット度:★★
なんか、東海道五十三次みたい!
こんなにたくさんの山が
日本を、支えているんですね・・・!
やっぱり、知ろう、もっと知りたいと思う心が
大切なのだと思います。
私はひたすらマクロですが、
この植物は何だろう、この木は、
興味を持った時が、始まりなんですよね、
東京からかすかに見える山々
少しずつ、興味を持っていこう!
あは、東海道・・宿場町図みたいに見えたわけですね。なるほど。
カシミールシュミレートって、いきなりじゃ普通の方に意味わかんないですよね。
カシミールっちゅうデータ標高から展望図に起こすフリーソフトがあるんですよ。
東京は「望岳都」と呼ばれるくらい、色々な山が見えるそうで、楽しめると思いますよ~