まずは地元、F市の発生地の土手に着くと、先客あり。
ネットをもったオジサンだ。こんなところで珍しい。ホソオチョウが目的だろうか。
土手を歩くと、飛び出した。
おじさん
別に採集をとがめるつもりはないのに、失礼だな。プンスカ
さて、気をとりなおして・・もう、メスもけっこういる。
メスでさえ破損やスレている。
ソメイヨシノの花と同じくらいに現れるようだ。
草にとまって。それがウマノスズクサの新芽と気づく。
見渡すとウマノスズクサの新芽があちこちに顔を出しているではないか。
赤紫色の細いアスパラガスみたい。
本種の春型は、ウマノスズクサの芽生えに合わせて現れるという生活環の一端が理解できた。
オスでも新しいものあり。
上翅まで現れる赤星が魅力だ。けれども、異国の雰囲気が漂う。
次に、小川町の数の多かった場所へ
不思議なことにまったく見られない。
もう午後も進んで時間が遅いせいかもしれない。
付近のもう一か所へ。
やはりここでも姿は見えないが、ウマノスズクサの新芽が多く気づいた。
そのうちの一つの株には・・
成虫の姿は見ないが、しっかりと活動しているのだ。
これが孵化すればあっという間に多くの幼虫であふれるようになるだろう。
(撮影日:2015/04/12)