まったくこの表彰のことは知らなかったわけですけど、グランプリを受賞した5団体のうち、ひとつが、北海道の一般社団法人エゾシカ協会の「エゾシカの先進的な資源的活用促進事業」ということで、注目しました。
ジビエ、ことに鹿肉の食肉利用の活用は興味のあるところ、機会あるごとに強くこのブログでもオシているところです(たまにだけど・・)。
DCC認証制なるものを創設するなど、先進的な取り組みが評価されたようです。
その認証制度の内容とはどういったものでしょう?
団体のホームページから引用すると次である。
効果的なシカ対策のためには、シカの生息状況、社会的制約、地理的状況等を考慮する必要があることから、新たな担い手を中心とした地域主体の野生動物管理体制の構築が必要です。そこで、先進地である英国のシカ捕獲者認証制度をモデルとして、エゾシカ協会でも2015年度より、シカ捕獲者の教育と認証を行なうシカ捕獲認証制度(Deer Culling Certificate、略称DCC)を創設することにしました。
認証は講義と試験で構成され、シカの個体数調整を効果的に行なうための捕獲に必要となる、専門知識や技術について幅広く学ぶ機会を提供します(上のイラスト)。その上で、認証を得るためには試験に合格する必要があります。認証には2つのレベルを設けており、レベル1では主に知識、レベル2では技術について認証します。レベル1の講義は40時間程度を予定しており、内容も多岐にわたるため認証のハードルは高いかもしれませんが、質の高い講義や試験を通じて、きちんとした担い手を輩出していきたいと思います。
またこの認証では、シカを「林産資源」として管理できる人材を認証します。そのため、肉の持続的資源利用のための食肉衛生についても重点を置いています。・・・
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相当にレベルの高い研修のようです。高い志を感じます。
興味はあるところですが、、オイラはその食材の提供を受ける側にまわりたい・・と思います。
本ブログでもご紹介することで、活動のご発展のお祈りに代えさせていただきます。
■一般社団法人エゾシカ協会 公式ページ
http://www.yezodeer.com/index.html
*ホームページでは、肉が買えるお店の情報など色々楽しいです。
やはり北海道内しかないところが残念ですが。
【エゾシカ肉取扱店舗】
○イオン店舗
札幌発寒・札幌桑園・札幌元町・札幌苗穂・苫小牧・釧路・旭川駅前・名寄
○マックスバリュ店舗
東札幌・八軒5条・堀川(函館市)
【エゾシカ協会加盟ストア】
株式会社上田精肉店:新得町
田尾商店:西興部村
丸大大金畜産株式会社:札幌市
株式会社アイマトン業務卸:札幌市、滝川市、千歳市
日本茶専門問屋 玉木商店玉翠園:札幌市
高くて手が出なかったけれど、頑張っているんだなあって思いました。
評価されたこと すごく嬉しく思います!
まだまだ一部の特別なお店って、オイラの認識です。
シカさん、増えすぎて、困った状況ですから。
美味しくいただけるなら、何よりだと思います。
シカともちがうけどカモシカさんもたぶん増えてるんですよねえ。
こちらは、特別天然記念物でありますね、それを考えていかないと活用できませんが・・