GW最終日も天気がよい。
熊本の被災者はたいへんなようだけれども、「他県のみなさんには、普段の生活を続けてもらうことが一番復興に近道」という旨の言葉もあったので、お言葉に甘え、自分のまちロードでしめることにした(実は二日酔い気味であるが・・)。
今回も、RX10M2の1本勝負。実地テストとしても見ていただければ。
RX10M2だけにすることで、装備の大幅軽量化が可能となる。
向かったのは、またしても鐘撞堂山である。かなり楽ちんの山登りになった。
登り始めて、初めに会ったのは、クロヒカゲとコチャバネセセリ。遠目に、ウスバシロチョウ。
尾根道の樹々に入ると、やたらとコジャノメが多かった。開翅
前回驚いたヤマツツジはもうほとんど枯れていた。なんと花の期間の短さよ。
こぶりながらキンラン
結果を見ると、レンズのバリオゾナーは近寄ってマクロ画の撮影のときが一番きれいなボケ味を見せてくれるようだ。
ノカンゾウのような感じ、ユリ科の花
ニッコウキスゲに近いようだけれど、丈が低く、1つの茎にひとつしか花がないし・・
矮小化キスゲ?
黒いアゲハは猛烈なスピードで飛翔。
ツツジにも寄らないとまず厳しい。
しかし、モンキアゲハを視認。F市では初記録となる(当社基準)。
今回はオナガアゲハがいい感じで押さえられた。
そして、長年の目標であった、ミヤマカラスアゲハも確認できた。むろんF市初記録となる(当社・・)。
ツツジに寄ったとき、明らかに後翅の白いラインが見えた。
山頂では、まだ越冬のヒオドシチョウがなわばりを利かせていた。
花に詳しいおばさんが教えてくれた。
ギンラン
午後もまわり、これまた懸案であったある種を探して、、
高い空間をなわばり飛翔するあやしいセセリ・・
やはりいたか!アオバセセリ!!ようやくF市での記録をつくれた。
撮影は、気付いたら、すべてHFR動画のトライのみ。
これはHFRムービーからの画像切り出し
やや白トビしてしまったが、、
アカボシゴマダラの白化した春型なのだろう。初めて撮影する。
そして、もう一つのここにはいるはず、と考えていた種。
スミナガシ。やっぱりいた!
元画は8Mピクセル程度だから、十分Web用に使える。
連写ドライブモード、秒14コマの「速度優先連続撮影」の成果。
飛ぶヒオドシチョウを追う3頭。2頭まではわかったけど、3頭いたとは。
S優先モード、1/1600ss、絞りF2.8
ドライブモード:速度優先連続撮影
大トリミングしてるけど、ちょっとノイズ感が強い。
日差しはまだあった条件だけど、1/1600ssで、ISO1000になっていた。
下山中、吸蜜しているのは♀のカラスアゲハ。もう曇っていたし、木陰という条件。
S優先モード 1/1600ss、絞りF2.8
ドライブモード:速度優先連続撮影
ISOは1600になっていた。
これは、めいっぱいレタッチで鮮明に努力したけれど、翅の表の色は写せてなかった(中トリミング)。
保存画質は、Jpgの「エクストラファイン」にしているが、「速度優先連続撮影」にすると、何か画質を落として作業されていることがありそうな気はする。
PC取り込みソフト「PlayMemories Home」で画像プロパティを見る限りは違いはないようだが、表示されていない何かがある、とか?
今後の実例でも、気をつけていこう。
ともかく、本日は、たくさんの確認ができて成果のあるロードとなった。祝杯。
(撮影日:2016/05/08)
皆がアオバセセリの吸蜜を撮影している渓流地帯でもどこかでテリ張りしているはずですが見つかりません。
何カ所か可能性高そうな場所はチェックしたのですが駄目でした。
やはり一番高い場所まで行かないと駄目なのでしょうかね。
なんで今まで確認できなかったのかと思いますが、午後の遅くなる前に下山していたからかも(^^ゞ
アオバセセリは、吸蜜の方が撮影できていないのですよ。
渓流沿いがいいんでしょうか?ぜひ今度ご一緒に・・
ここは山頂とは少しはずれていますが、テリ張りするのは、高いところのようですね。
また、ほどよい樹々の空間がお好みのようです。