NIKON D70+SIGMA MACRO 50mm EX DG, F5.0, 1/160sec(JPG)
長い恵那山トンネルを抜けて、恵那郡のまず初めに考えていた場所へは8時30位に着いた。
この周辺、まちから少しの場所でもレベルの高い里山が残されているのに驚く。ちょっと入るとまるで深山のような錯覚をするほど。これが太平洋側の立地にあるとは所変われば。
地図でねらいをつけていた谷合いの畑地へ入る。
気温はかなり低い。さっきまでの青空が消えてしまい、日差しは薄日くらい、なかなか厳しい・・
この谷の周りを歩いて見て回ると、お!ヒメカンアオイ発見。
まだ新葉の展開はなく、産卵など見つけられない。もしや早すぎるか・・・?
しかし、かなり発生地の一つとなっている手ごたえを感じる。
NIKON D70+SIGMA18-50mm DC(18mm) F5.6(JPG)
そして、キジの番に出会った。
天気がますます暗くなりかけてきたので、もうここはかなり有望な場所として確認できたので、次の場所へ行こうと車に乗る。
程近い場所で、青い網を持つ採集者を見かける。やはりこの辺りで見られるという証拠だ(笑)
とりあえずと様子を聞いてみると、今日はまだ現れないということ。数は多くない場所だという。そして時期的には、もうオスは破損が多くやや遅いとのこと。
埼玉からと来たと言うと、何でわざわざ此処に?たくさん見られる新潟などに行かないのかと、やや理解されないようだった。話をしているうちに、空が明るくなってくる。
周辺を見て回ると、さっき以上に自然度の高い谷筋で、ここにもカンアオイが生え、もう新葉も開き始めていた。
一巡して話をした場所に戻ると、採集者はずっと遠くで網を振って何かを追いかけている。
現れ始めた!さっきの谷あいの場所へ大急ぎで取って返した。
日の当たる斜面にそれはヒラヒラと飛び回ってくれていた。時間は10時過ぎ。
(つづく)
こちらはヒメカンアオイなのですね。まだ見たことないかもしれません。(^^;
僕も先日の新潟で撮影チャンスがあったのですが、わずかのところで飛ばれてしまいました。カタクリに比べて他の花の吸蜜時間は短い場合が多いですね。
しかも早速ショウジョウバカマでの吸蜜画像ではないですか。ショウジョウバカマでの吸蜜も是非撮影したいと思いながらまだ出来ていません。
東濃ですか、私も記録のある地名と地図での確認はしていました。ただ中々出かける勇気がありません。
素晴らしいチャレンジ精神ですね。この後の続きが楽しみです。地図見ながらあれこれ考えるのは楽しいですよね。
誰もいないところで気兼ねなく撮影するのが理想ですから。
いよいよ現れ始めたのですね、今後の成果はどうなるんでしょうか。
私の場合、情報網がないということと、行き当たりばったりが嫌いじゃないということもあるのでしょう。
基本的に採集者もいない場所で、のびのびシャッターすることができました。
それにしても岐阜で新規ポイント開拓とは、やることが男前です。最寄りの保護された多産地に年1回出掛けるだけのへなちょこルードラーの私には真似出来ません。(^^;)
出来るだけ引っぱって楽しませて下さい。
いや、こんなで男前になれるもんでしたら、かなりなものに成ってるハズ(笑
furuさんは、まだまだルードル病の患者になってないってことだと思いますよ。
イバラの道は、オススメできません。
堅実な王道の撮影ポイントが一番です(爆