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音楽/ミューズと歌う

録音技師&譜めくりくん

てっちゃんと人妻Kさんが年末恒例でやっている録音会に録音技師&譜めくりくんとして参加する。3度目くらいになるのかな。
今年はオール「フォーレ」プログラムというすごい挑戦。
ピアノソロに始まり、デュオ、さらにゲストのヴァイオリンMさんを入れてのピアノトリオも。たくさんの曲が一発撮りで進んでいくのもすごい。
会場は音響の素晴らしい、ピアノフレンド Concert Halle Musik Haus。
ここにある私もお世話になったスタインウェイ、入れ替えするそう。音を聴くのも今日が最後と思うとまた感慨深い。



てっちゃんのチェロの音、さらにグレードアップしたのじゃないか。それを間近で聴けて、演奏の現場に立ち会えるのは、録音技師の冥利であろう。菊田さんも、サラリーマン時代には、こんな風に誰より近い場所で第1級の演奏に触れていたことだろうと思ったりした。
毎度、知らない名曲に出会えることもこの録音会の楽しさ。
「エレジー」知っていたけれど、こんな迫力のある曲だったか。泣きそうになるくらい「哀歌」が伝わってきた。ヴァイオリンで演奏されることもあるらしいので、いつか私もトライしてみたい(玉砕必至だろうけれど・・)
「チェロソナタ」これは知らなかった。ヴァイオリンソナタ第2番と共通するものを感じる。おそらく時期的に近い(晩年)作品だろう。知らない方には、おすすめである。
また「ピアノトリア」、これも最晩年の作品だそうだが、2楽章のえんえんと続くユニゾンはスゴミさえ感じるし、3楽章のトリッキーなリズムは、実験的で晩年のものらしからぬ。フォーレの室内楽作品でも異色なものではないか。これまたおすすめ。
合間に、私も飛び入りで、お手合わせさせてもらった。ドボルザークの「ロマンティックな小品」とモーツァルトの「ピアノとヴァイオリンのソナタ K300」
録音したけど、かなりしくじったし、、公開できるレベルではないだろう、要確認。
残った時間で、ハイドンとモーツァルトの弦楽四重奏を遊びで音だし。やっぱり易しくない。
でも、Mさん、難曲でもよく弾けるもんです。
演奏後、録音をプレイバックしながら、打ち上げ&忘年会・・これは調子に乗ってチト呑みすぎた。危ない。

PS
今年のブログ記事もこれが最後になるでしょう。
いつも、お越しいただいててる皆さん・・今年もお世話になりました。また、よい年をお迎えください。
Commented by ゴスロリFUU at 2008-01-01 01:18 x
あけおめ、ことよろ、です。
それ、私も聞きたかったなぁ。
実は会社休みになったとたん、4年ぶりの高熱でダウン。
噂のタミフルのお世話になっていました。
(空飛ぶ妄想とかは幸い見ませんでした^^;)
正月、本当は実家で認知症老人介護しなきゃだったのに、
姉様には負担かけちまいました。
この埋め合わせは後日、泡盛持参で勘弁してもらいます。
しかし姉様もこういった音楽仲間に恵まれて幸せ者ですね。
いつまでも続けてほしいな。
Commented by げん@年始 at 2008-01-01 10:46 x
ゴスロリFUU さん、あけおめ!ことよろ~!
って、具合はいかがですか?そんな折お越しくださり、恐縮です。
演奏の結果は、録音のできあがりを楽しみにしていてください。24BiTで録音しましたからね、精度高いはず・・
それにしても泡盛持参てのがいいですね。
私のギャラも、終了後の「忘年会のタダ酒」ですから(^^
でも、素敵な現場にお呼びいただき、いつも感謝してます。
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by parnassus | 2007-12-30 20:27 | 音楽/ミューズと歌う | Comments(2)

「パルナッソス山」登山中 たにつちの日常。地図/道路/旧標識/温泉/風景/花/蝶/建築/蕎麦/肉/音楽/鉄/撮影・・気が多すぎて欲張りの煩悩まみれw


by たにつち
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