でも、北茨城の温泉は、計画していなかったのですよね。
で、今回、福島県のドライブマップで(茨城県のはもってない)行動していたのですが、その地図からヒナビていそうな温泉、、湯の網温泉を見出し、ここに行ってみることにしました。
玄関を入ると、若女将らしきお方がいらっしゃいまして
「日帰りできますか?」
「確認してまいります」
・・確認?
と、大女将が現れ、GWで家族客が多く、貸切状態に風呂がなってしまうことが告げられました。
とっても感じのよい応対の女将さん。
「でも、遠くから凝られたんでしょ~・・」と
ちょうど今切れ目で、「2~30分に時間を区切らせてもらえるなら、いいですよ」ということになった。
では、せっかくなので、頂戴。
傷ついた鹿が泉につかっているのをみて、「鹿の湯」と名づけられたという、各地にある由来。
風呂は、男女共用、戸の札「男・女」に架け替えるというもの。
浴室全景
効能書き
いやそれより目を引くのは、大正ロマンの数々。富士山の壁絵でなく、鹿の湯のタイル画
振り返れば、窓の桟が形作るデザイン
入り口横の細部にもこだわりの意匠が。
さて、短時間に区切られているのに、写真ばっかりとってる場合じゃないのです。風呂の中から天井を見上げ。
そのお湯は、白濁、わずかに褐色。入り始めにゴボゴボと熱めの湯が足されましたが、はじめだけで手動なのかな。
ややヌルめの設定です。しかし、よくあたたまりますね。
匂いはミネラル的土類風。秩父の硫黄泉と似てるような気もしましたが、ちょっと違うか。
お約束、ハイカラさんにささげる舞
時間が来たので、大急ぎであがります。
居間には、三波豊和氏の色紙とか・・
また女将さんが、お茶のサービスをしてくれました。後で知るところによると、サービスのよい、隠れた人気の宿のようでした。海の料理もおいしいそうで。
温泉法施行規則表示?(とりあえず加温はあり)
オレ的オキニ度:★★★☆
(取材日・情報現在:2008/05/04)
案内:湯の網温泉 鹿の湯 松屋
〒319-1715
北茨城市関南町神岡下1435
0293-46-1086
日帰り入浴:500円
定休日:毎月曜、火曜
公式ページ
私も数年前から注目していましたが、温泉博士6月号に載ったので、
いろいろと事前に情報収集する中でげんさんのブログも拝読していました。
そして昨日、ついに行ってきました。
日曜夕方とあって大風呂を貸切状態でしたが、途中からお隣K市から来たという温泉博士利用者が入ってきてお互いビックリしました。
本当にF市周辺から行かれる人も多いのですね。
ご主人と大女将が温かく温泉談義しながら応対していただきました。
それにしても4年前と比較すると温泉分析書も近代的なものに代わりましたが、
お湯の濁りが格段に濃くなっていますね。
濃くなり過ぎて「加水」までするようになったのかな?
今や鮮やかなトマトジュース色ですよ。
タオルも一気に茶色染まり、伊香保や白寿よりも濃いです。
近くで言えば浅間山の天狗温泉レベルかな?
なぜそんなに濃くなったのだろうと考えるとやはり東日本大震災の影響なのでしょうか?
袋田温泉など震災直後白濁して硫黄臭が強くなったようですからね。
このあと那須湯本温泉の白濁湯にも入ったので、紅白で湯を楽しめました。
ここ、温泉博士は初めてでないかもしれませんが、、行かれましたか。
貴殿の最新情報、拝見しました。まるで泉質が変わってますね~(いい方向に?)
まさしく地震の影響だと思いますけどね、すごいもんです。まるでこれは別な新たな湯といってよいかも。
硫黄臭はいかがでしたか?サビ臭くてわかんなくなるかもしれませんね。
大正ロマンの建物は、健在だったようですな。また行ってみたいです~