私がお祭りを目的にでかけるはずもないが、用事があったため、珍しくお祭りの場所を通りがかった。
商店街を抜ける道は歩行者天国になって、出店がならんでいた。
写真は、その名も「深谷」交差点、、いまや狭く小さい交差点だが、かつての宿場街では、中山道と寄居への街道が交差する交通の要所で、町の中心だったのだろう。
ふと気づいたのは、そこの信号機、時間式なのだろう、機械的に青、赤、青を繰り返していた。
警察としても、わざわざお祭りの期間だけ設定を変えるのも面倒、ということか。
歩行者天国の歩行者は、信号の色なんか気にとめない。あたりまえ。
赤でもぞろぞろ・・青でもぞろぞろ・・
祭り客が練り歩いてる上では、信号機は人と無関係に、やっぱり点滅を繰り返していた。
その光景を眺めていると、それが夢の中のできごとのようで、「祭りは虚構」と理解できたような、錯覚かもしれないが、ちょっと目眩がしたような気がした。