アサマシジミを見つけられた六合村の草叢その横は一段下がった杉林になっていましたが、目線より下のところで、クルクル・クルクル、飛んでいるチョウの姿が・・
西風の卍巴飛翔であることは間違いなし。
テリ張りの個体も見なかったのに・・・
足元の悪い斜面を草かきわけ、近づく・・かなり時間かかっても、卍巴を解くことなく続けています。
しかも高さは目の前くらいという低さ、これは、めったにないチャンス。
心臓バクバクしながら、激写、激写。カメラは全てD50です。
広角の17mm側で背景を入れるとこんな環境、これでレンズ前50センチぐらいかな。
しかし、被写界深度が浅いデジ1で、なかなか使える画像は撮れてませんでした。ピンボケ量産。
こんな風に2頭の一方がボケけるのもダイナミックで悪くないですが・・
マクロ的にズームで。高速回転しながら、しっかり相手を見ているのです。
かなりの時間かけてもなお、卍飛翔を解きません。
こんなに長いシーンに実際に出会うのは初めてです。文献では何十分もやることもあると、読んだことありますが、ほんとだった。
クルクルの渦巻きは、さらに高度を下げ、草むらの中へ。
やはり、相手をしっかり見ていますね。
15分は続けていたでしょう。
そこに別なチョウがからんで、とうとう解けてしまったようでした。
カメラを換えて、EX-F1でも少し撮りました。そちらの結果は、また後ほど。
メスアカの卍は特に長く続くように思います。
あきらめるだなんて、そんなものではありません。
長い時間、目の前でさあ撮ってください、って位の状況だったのですから、必ず「当たり」もでますよ~(^^)
この時期といっても、7月5日の話ですから、これ。
気づけば、なんとまだ甲州ロードをしていないというこの夏です。どうしたことでしょ。
八ヶ岳の姿が恋しくなっています。
エゾミドリの長い卍飛翔は、珍しいですね。
しかも高いところでやることが多いからチャンスが少ないように思います。
翅表の色は、もちろん、よく写っているのを選んだわけです。
緑がよく見えない画像も量産しております(笑
>私のカメラでは撮れない望遠系飛翔が
うーん、被写界深度の狭いレンズ設定の結果ですよね。
状況は、そんなに明るくなかったし、絞れなかったんです。
せっかくのチャンスだったので、ほんとは被写界深度の深いコンデジなどあれば、もっとたくさんよい画が撮れたのですが・・
かつ、ノイズの少ないカメラもほしいですね。
縄張り行動での勝敗、とても面白い着眼ですね!
ふつうに見てるだけだと、入れ替わったのか、わかりませんね。
これは、マーキングするなどして、その記録を録るべきかも。
研究テーマに値するのではないでしょうか。
どういう力関係で決まるかは、さらにその先ですね。
↑のアップでのマクロ的な画も、レンズは17-70mmはなんです。50-70のあたりの焦点距離でしょう。
このレンズでも、レンズ前近い距離ですので、被写界深度はとても浅くなりますね。
もしや、そんな条件をマクロレンズで臨まれたとか・・?(大汗
いや、私も散々失敗しました。決まると素晴らしい画が撮れそうですが、あまりにリスキーですよね。