この日、ブナの森を第1目的に、新潟・福島の県境の浅草岳に行った。
以前は、桜ゾネ登山口までいけたそうだが、今は通行止め。林道を歩いて進む。
林道沿いには、クロバナヒキオコシ、カメバヒキオコシともに多い。来月にはオオゴマが見られるのではと期待するが、でもここにいるのを聞いたことはない。でも、少ないだろうが分布しているだろう。
チョウもいないわけではないけれそ、あまり多くない。そして、特別なチョウにもあえない。
桜ゾネ登山口に着いて、どうせなら、山頂まで登ってみることにした。
登山口から入ると、さらに大きなブナが多い。
登山道の両側は樹木で、見晴らしがよくない。エンエンと上りで、宴会明けのメタボ運動不足の体に久々のノボリは堪えた。
かなり汗をかいた。二日酔いのアルコールもすっかり流れ出たことだろう。
尾根に出ると、樹木が低くなって、また咲く花々も装いが変わってきた。
いよいよ嘉平与ポッチのピークからは、展望も開け、楽しくなった。
尾根上は、やや湿生草原が広がっていた。これまた来月にはベニヒカゲが飛びそうだが、この山に分布しているかまだ調べていない。
草原の緑の中に、ぽつポツピンクのユリが目立つ。これが、この山を代表するという花ヒメサユリ、まさに今その時期なのだ。
草の下にはトキソウも群生している箇所あり
ネズミモチからの登山道の出会い分岐が、前岳。
ほどなく山頂到着、ひーー。
山頂ではけっこう多くのハイカーが憩っていた。
昼飯を食べて、話好きな村上市から来ているというご夫婦と談笑。
昼を過ぎて、山頂はガスって来たので下山。今度は、ネズミモチ平への道を下る。
エンエン、下りいっちょう。やはり急で、たまに慎重にいかないとならない足場もあり。
いいかげん下り道も飽きてきたところで、小川とクロスする場所。この沢水でのどをうるおす。
ここから少しでようやく始めの林道へ着いた。
や~、手ごろなハイキングレベルの山だったのかもしれないけれど、久々なだけに、かなり登り応えがあった。
絵もあります。今はどうか分かりませんが、10年ほど前のことです。
奥只見、、そうですね、そのエリアとなれば私も撮影しております。
このお手軽な林道でいるかどうか、そういう意味で書いたのでした。
来月上旬くらいでしょうか、、体が2つあれば、行ってみたいです。