茂美の湯ができる前には、オイラの定湯といえるほど通ったのに、遅きに失した。
再開しての状況は今さらのレポートかもしれないが、当方が覚えている限りで、以下その比較で気づいたことを記しておこう。
まず、玄関、、
鍵つきのシューズロッカーはなくなって、靴棚。
そして、入るとすぐに1階の休憩スペース。
飲泉所は残念ながらなくなった。代わりに、温泉の有料販売をやってるらしい、現在1L=50円なり。
本日は、男湯は2Fということで、2Fの脱衣所へ。
ロッカーが変えられた。
おいしい牛乳の、しかしヒナビな雰囲気を醸していた自販機はなくなった。雰囲気に合わないから?残念である。(笑
浴場
原泉かけ流しを強調する張り紙がめだつ。
大浴槽に入ると、、ぬるい・・・
寝湯とうたせ湯の水は、まだ一肌よりツメテーよ。
中央の湯の投入からはかなり熱い湯が投入されているが、ちょっと離れるとヌルすぎ。
投入のすぐそばに座って、暖をとる。
お客はパラパラという感じでやってきる感じ。やはりあまり多くなさそう・・どうも初めて来たというオジチャンが多い。
他の客もなかなか風呂からあがれない。
今回の、撮影は、おじちゃん一人になったとき、了解を得て撮った。
そんなことより、湯の感想。
浴槽の中のヌルヌル・ツルツル感がすごい。これは、以前になかったもの。また、藻のような湯の花と、吹きだまりへの堆積も以前と違う。
投入口の湯をテイスティング、金気の香り高い。う~ん、これこれ、湯使いのよかったうたせ湯で感じられた高崎温泉。懐かしい。伊香保や榛名山の湯の系統に近いものを感じる。
以前の大浴槽では、これほど源泉の生々しさを味わえなかったから、これはすごい。消毒臭も感じられない。
洗い場は、カランがひとつおきにマビキされていた。
かつては、シャンプーはなかった(せっけんのみ)が、シャンプー、ボディソープ設置に。
サウナ、こじんまりした木のサウナが中央部に置かれていたのだが、それがなくなっていた・・
サウナのランニングコスト削減のため・・?お客が少なすぎてペイしないから・・?
そこには、椅子が不自然に空間を埋めるように並べられ、休憩スペースになっていた。
再開したときにはサウナあったんじゃないかと思ってたが・・最近、撤去?違ったかなあ。
サウナがなくなると、もとより露天風呂もないし、設備面で何もウリがなくなってしまうのではないかと思う。これで平日700円、土日800円は、群馬県の相場じゃ「高い」とみんな思うよね。客離れの悪循環にならないか心配だ。
*現在、500円に落ち着きました。これは別な意味で破格!
うたせ湯へ改めて。
湯の新鮮さは、大浴槽からと同じと思ったが、さらにうたせ湯では、湯中での泡の発泡による白濁も見て取れた。成分表をみるとかなりの溶存二酸化炭素があるのだ。よりうたせ湯の湯は、さほど加温されていない分、より原泉そのものに近いのかもしれない。
うたせ湯の舞
実は、不動隠れの湯で、舞うのは以前も含め初めてである。
再度、大浴槽に入ると、より温度は高くなっていた。
特に冬の状況でだろうが、夜の間に止めて、冷めてしまった湯が、営業開始で投入する熱い湯により徐々に温まるということのようだ。もっと遅い時間に来ると熱すぎる状況になったりするのか?それよりは、ぬるめでじっくりの今回は楽しめた。
改めて、大浴槽での舞
温泉分析表&温泉法施行規則表示
そんなはずは、、という色や薫りは当時にもあったが、、今は重曹泉、成分がいい方向に変わったのだ。
高崎温泉は、非常に個性的な温泉施設とかわった。これだけ個性のある源泉を近くぜいたくにふれあえるセンターはまれだ。
源泉に親しめる、湯を楽しみたい派には、下の評価以上にオススメできる。
(訪問日:2009/01/12)
オレ的オススメ度 ★★★★
案内
高崎市下和田町1-10-12
027-386-4321
営業:午前11時から午後10時
定休:不定休
料金:大人:500円(値段も破格に落ち着いた。平日700円、土日祝日800円を経由して変更)
公式サイト
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