昨年だったか、その前まで行ったものの、その駐車台数の多さに辟易して、撤退した。そのリベンジとして、適当だ。
フルーツ公園を抜け、さらに登っていくと着いた。前回ほど台数は多くないようだけれど・・あやや、、観光バスが3台来てるよ、おいおい。
当初からの伝統の「こっちの湯」か、新源泉による「あっちの湯」にするか迷うところだが、どちらかひとつと言えば、PH10越えの有数の強アルカリ泉の「あっちの湯」を味わってみたくて、チョイス。
駐車場の車のナンバーを見ると、東京より向こうの関東圏がかなりの比率、それに関西圏からの車も多い。
どうも駐車場からの景色が変わったのではないかという気がした。左手前には農産物直売所ができたり、右手にはロッジ風の建物が建っていた。これは、前にはなかった。
食べ物の売店に半屋外の休憩だとか、、
あっちの湯の入り口。。ここには券売機の行列
仕方ない、指示には従うポリシーなので、浴場内撮影はなし。というか、脱衣所から混雑で、とても撮れるような状況ではない。
体を流して、まずは露天風呂へ。なるほど夜景を見下ろすロケーション。
横に長いの浴槽が上下2段あった。まず、上の段に入る。ヌルつきがしっかりと。さすが強アルカリの湯だ。
匂い、特にない、色も透明なよう(暗くてよく見えないが)まっさらな湯という感じ。
ぬるめでよい。投入のほか、両側の底から熱した湯の吹き出しあり。
つぎに下の段へ。眺めはこちらがさらに3つに分けられているような設計だ。
浅い湯。そしてぬるい
ん?入るなり、湯の匂いが気になる。かなりはっきりした甘カルキ臭だ。ちょっとの時間で降参、、
ぜんぜん湯使いが違うらしい。
では、内湯は一番源泉だろうかと期待をもって、、
温度は一番熱い。そして、深湯、、それはいいのだが、、ここでも甘カルキ臭が。。
浴槽の底には2箇所以上の吸い込みがあって、また熱した噴出しもあり、、湯使いは循環らしい。
結局、上段の露天風呂に行って、吹かれる風にまったりしながら時間を過ごした。
それにしても、すごい客だ。しかも、温泉場では見ないよなチャライタイプのヤングがとても多い(オレも年取ったね・・)
湯使いの悪い下段の露天もにぎわっている。
それを見て悟った。ここは観光地なのだった。マスコミに出ていたそれに行ってみようという人の比率の多さを。
分析表や、温泉法施行規則表示は、脱衣所に掲示してあった。
よほどメモとして撮影したかったけれど、、変わらず混雑している中で、無用のトラブルを避けるため撮影を控えた。いつかまた機会があるだろう。。
ちなみに、成分は、アル単。湯使い、投入は源泉としながらも、客の多いときは循環を併用して、とかよくわからん内容だった。
始めのヌルつきはすごかったけれど、その後の浴感はたいしたことなく、成分的に物足りないと感じた。
ロケーションと展望がウリということか、、かほど有名になって、営業的に増殖を続けるほどの客を集める状況にしゃくぜんとしないものを感じた。
駐車場から見えた、前になかった建物は、ログハウス風の休憩施設だった。
こちら、いわば旧館の「こっちの湯」
ご来光の展望は営業時間的にないが、ひなびの風情と、もしかすると泉質もよいものがあるのかもしれない、、と期待したい。
(訪問日:2009/10/24)
オレ的オススメ度:★
案内
山梨市矢坪1669-18
0553-23-1526
営業:日の出1時間前~22時
(最終受付21時半)
定休:年中無休
料金:700円
公式ページ
そうですか去年、、オイラが混雑ぶりにあきらめたのも去年でした。
だと、現在の姿をご存知ないかも・・「ほったらかし村」みたいな感じで、新しい建物がボコボコ建ってるんです。たどりつくまでの砂利道だった道路も舗装されていましたし・・
どんだけ、儲かってるんだって思いますねえ(笑
眺望は素晴らしいけど、お湯はヌルつき以上の感動はなかったです。