会場は、今年の流行語「事業仕分け」のマスコミ報道で有名になった、国立女性教育会館。。
ここ、地元の施設ですからね、前から知ってました・・けど、今回の会場の「講堂」・・敷地内にこういうとこがあるのを知らず、本館でたずねてしまいました。
協会の重職を務められてる方は、お仕事ですな。申し訳ない。
デスクには、協会の資料販売や、本日講演される講師の論文や団体の関係資料が無償配布されいて、ありがたく頂戴してきました。
ホール
開会にあたり、ご来賓、嵐山町の副町長、高橋氏のあいさつ。
知らなかったけれど、嵐山町の由来は、どこかからの眺めが京都の嵐山に似ているとのことに某偉人の言葉から、改称したよし。以前は、菅谷町だそうで、これは、畠山重忠の城館跡に由来してたわけでしょう。
さて、始めの講演は、地元、嵐山中学から3人の生徒さん。
続いて、その嵐山での活動の主と思われる、NPO法人自然の会・オオムラサキの関根浩史氏による講演。
地元でのチョウの保全活動、興味ありました、、初めて氏を拝見。オイラのとこの近場での活動ですので、今後お世話になることもあるかも。。
続いて、オオムラサキ研究のエキスパート、小林隆人氏による基調講演。
特に興味深かったのは、オオムラサキの本来の生息環境は「渓谷のチョウ」という結論。
そして、チョウの研究論文のためには、フィールドでの計数調査が欠かせないのだな、と理解。
午前の部最後は、海野和男氏による特別講演「チョウのたのしみ方」
海野さん、言葉が明晰で、理科系を感じさせるお方だな。きさくで、偉ぶらず・・
スクリーンにもちろん写真もたくさん、そしてハイスピードムービーもたくさん、画質がよかったけど、EX-F1とかではないのかな。
特に貴重な画像・・若き日の海野さん。
初めてのデジカメで撮ったというチョウ写真
当時は、最大のメモリが最大でも32mb、それが数万円とか、、確かにデジカメ初期はそんなだった。
バッテリーも10数枚であがったりしたそうだ。
デジカメのメリット、変色しない(気持ち悪いくらいと)、撮影データが残ること・・推奨のGPS機能も要研究だね。
また、海野さんも、採集から撮影へのシフトをしきりに提言されていましたな。
「法律上で(採集が)可能といっても、こうして保護活動している場所で採集することは、道義的にダメ」というようなこと、、当たり前だけど、保護しているところの横で網を振る、採集者に言ってやりたい。
この日、残念ながら午後は用事ができてしまい、午前の部で失礼することにした。
午後は各地でのオオムラサキ保護の取り組みのいろんな話が予定されていたのだが、、ほんとに聞きたかったのに、残念。
教育会館から出た交差点に、町のオオムラサキのまちづくり看板が・・
とても有意義なシンポジウムでした。
チョウ類保全協会の関係諸氏にこの場を借りて御礼申し上げます。
関西からはちと遠く、また所用もあり、小生は不参加でしたが、会場の様子が手に取るように分かって有り難い記事です。
いつか貴殿とも直接お目にかかってご挨拶できればと思っています。
貴殿も見えるかと探しましたが、そうですか残念でした。
なるほど、人的資源として、後継者が何より大切ですね。
こちらの中学では、実際に経験することによって、将来直接活動するかどうかは別として、オオムラサキのことが自分の記憶と理解に残る人材が輩出できているに違いないですね。
ごくダイジェストのしかも午前の部だけのレポでしのびないですが、そういっていただけるとありがたいです。ほんとは、午後も聴講したかったですね、、
当方、外部のスタンスから応援するような状況にありますが、活動のお手伝いを微力ながら・・。ええ、いつか貴殿とお目にかかれる機会もありますでしょう。よろしくお願いします。
午後の途中までいましたが、午前の方が興味ある内容の講演があって楽しめましたよ。
懇親会でたかったです~(TT
海野さんも出たんでしょうか。サインもほしいと、ご著書を持っていくなど準備していたのですが・・(汗
懇親会の最後に海野さん自らカメラ設定をして集合写真を撮影して頂きました。
当日、ばたばたしていていらしているだろうと思いながら挨拶できずにすみませんでした。
私は、懇親会まで残っていたのでしかっかり海野さんと一緒のところをマイカメラで撮影してもらいました(^^;
カメラをどんな風に扱うのか・・見習いをしたいです。