登山道の管理日記
「パルナッソス山へ」管理人たにつちの日常。温泉は泉質主義でひなびほど良し。蕎麦屋めぐり、日本の美・チョウ・花・山の撮影など。ニッチでディープを心に留めたい。Discover Deep Japan!
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どう取り扱われるやら、カッチーニのアヴェ・マリア
2010年 09月 15日 | |

最近かなり耳にする「カッチーニ」の「アヴェ・マリア」ですけど、ほんと数年前までちっとも聴いたことのなかった曲です。
それもそのはずで、この曲、実は、1970年ごろのロシアのヴァヴィロフによる作曲だそう。それがにわか、ここ10年ほどで愛奏されるようになったのですな。
プレ・バロック音楽然とした曲調は、フェイクでその姿を借りてのものだったというわけ・・
上のYouTube引用は、この曲を有名したとのSlavaの動画。

この曲、流行している2010年の視点からすると、コンテンポラリー(現代曲)というにはちと古く、かといってクラシックというには新しすぎます。数多の演奏家が演奏するのを見るにつけ、どうも流行のポピュラー音楽をやってるようにしかみえず、居座りの悪いものを感じてしまうようになってしまいました。

なお、この曲、オイラ嫌いなわけではありません。よくできた美しい曲だと思いますです。




"カッチーニのアヴェ・マリア"(ウィキペディアからの引用 2010/09/15)

「実際には1970年頃ソ連の音楽家ウラディーミル・ヴァヴィロフ(Vladimir Vavilov 1925-73)によって作曲された歌曲である。

録音も楽譜も90年代前半まで知られていなかった。出典が明らかにされず、現在入手出来る出版譜は全て編曲されたもので、歌詞がただ"Ave Maria"を繰り返すだけという内容もバロックの様式とは相容れない。

ヴァヴィロフは自作を古典作曲家の名前を借りて発表する事がよくあったが、自身が共演しているIrene Bogachyovaの1972年の録音では「作曲者不詳」の『アヴェ・マリア』として発表していた。ヴァヴィロフの没後十年を経てCD録音されたMaria Bieshu(1996)やイネッサ・ガランテのデビュー盤(1994)では作曲者が"D. Caccini"と表記され、ジュリオ・カッチーニの作として広まった。

初期の録音にはBieshuとガランテのほか、スラヴァ(1995)、Lina Mkrtchyan(1990)とソ連のアーティストによる演奏が並ぶ。20世紀末レスリー・ギャレットやスラヴァのCDで一気に知名度が高まり、多くの歌手が録音し映画にも使われた。

以上のような事実はCDや楽譜の楽曲解説では言及が無く、現在一般にはカッチーニ作品と誤認されている。」

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by parnassus | 2010-09-15 23:48 | 音楽/ミューズと歌う | Trackback | Comments(2) |
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Commented by Hiryasu at 2010-09-16 12:55 x
発掘or再評価されたクラシックなのだとずっと思っていました。
そうか、最近(といっても40年前ですが)の曲なのですね。
この曲に漂う、やるせなさ、哀しさが今の混沌とした世界に受け容れられているのかもしれませんね。
Commented by げん@頭の中もそうだけど at 2010-09-17 00:09 x
Hiryasu兄、ご無沙汰しておりますが、ありがとうございます。
そう、最近と言いたいところ、でももう40年かい、という中途半端な時間でございます。
>今の混沌とした世界に受け容れられているのかもしれませんね
なるほど、たしかに。。混沌の世界観、といえば、世紀末と決まっていたはずなのに、、もう新世紀になって10年ですが混沌が続いているのが、現代なのかもしれませんね。
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