那須高原は、考えてみると初めてだ。ずいぶんな観光地となって、街道にはおしゃれな店がたくさん並んでいる。普段だとかなり渋滞するらしいが、今日はそういうことはなかった。

新緑の並木が美しい時期。林内には、鮮やかなツツジや、白いのはオオカメノキか、が目立つ存在でまた美しい。
温泉湯本では「殺生石」を見る。温泉噴出す地獄谷なのか、と想像していたが、硫化水素が漂っているくらいの谷あいだった。

湯本では「足湯」もありチャレンジ。やはり硫黄泉、味は酸っぱ渋い。蔵王の湯ほどではないが、あまり口にしてはよくなさそうだ。
有料道路へ入り、今日の温泉さがし。大露天風呂の「北温泉」はやはり有名らしく、かなり駐車の車が多い。混むのはいやだし、混浴が基本らしいのでパス。
結局、大丸温泉で、駐車場そばの「ゆけむり館・湯泉望」へ入湯。
「あれ!湯が透明じゃん」成分表をみると、ここは硫酸塩泉だった。ごくかすかに卵臭もしないではないが、ほとんど無味無臭。湯本とは、まったく泉質が異なるのだ。那須温泉に行かれる方は、どちらが好みか注意されたほうがよい。

内湯は、なかなか大きい。2機のジェット。カルキ臭はなかったが、投入量に比べオーバーフローは少なく、半循環程度か?たまに噴出すこともある、という小さい投入口からチョロチョロ出るあっつい湯が本生源泉とみた。

名前から遠望が期待される露天風呂は建物造りつけ。で、男湯はなんと、今車を止めた駐車場を望むという面白いもの。女湯は、反対の方らしいが。まあ、吹く風でぬるめとなって、いくらでも入っていられてよかった。
湯の感じは、さっぱり感の強いよい湯であった。「これが温泉じゃ」という硫黄泉に比べて、無色透明なこちらは玄人好み、と言われるけれど、それもわかる気がした。
帰途、「銀河高原ビール園」に寄り、おみやげに「ヴァイツェン」をGet。要冷蔵のため、冷却袋入りである。

案内:
那須郡那須町湯本157-7
電話0287-76-2246
営業時間:不明
休館:不明
料金:大人750円、小人400円
情報不足は、いつものことですよ~だ(T0T)わるうございましたっ。
「北温泉」はよいところでしたか~?
ここは、ほとんど他の客もいなくてのんびりできたので、それはそれでよかったんです。
北温泉、家族で行ったならパスは正解かも。
運悪く宿の親父が入口にいると不愉快になるし。
個人的には7つ(だったと思う)の浴室があるらしいけど聞いても場所教えてくれなかったのを根に持ってます。でも宿の手前の道沿いはタテハ類多くって好きだけど。
それでも新しい♂♀別の浴槽は沢の横で好きなので行ってしまいますが。
大丸温泉は幾つかあるけど、人によって好みは分かれるみたいです。私は一番奥、駐車場から坂を下った宿が好き。でも泉質はみな同じだと思います。
北温泉、浴室を選べばいいところ、ということですか?やっぱり行けばよかったかな?
那須は、別な季節にも行ってみたい場所でしたので、今度入ってみます。

