埼玉F市の市街地に接する丘のような小さな山です。
「これ古墳なんですか?」とマジ顔で聞かれたことがあるほど、山というには小規模。
二つのピークで形成されていて、曲がったひょうたんのような形。
昨夜かなりの雨が降り、東京ではかなりの降雪だったようですが、その翌日、関東は晴れの予報、これは、遠望条件がよかろうと、少し早起きして、この山へつまり、低地部からのTST遠望ポイントハンティングに行きました。
すでに、観音山からのTSTを確認した日などにも来ていますが、敗退しました。
早朝から、かなりの人が散歩や運動に訪れて、ここがとても地元民に愛されている場所であることを実感。
今回は、カシミールにて、しっかり方向を調べてきました。
その方向が開けるところも前回ロケハンはしています。
おおっ!
木立の合間から、一段階薄い姿ながら、しかし、明らかにTSTという形が目に飛び込んできました。
この瞬間、ちょっとした感動を覚えました。展望ハンティングの醍醐味ですね。
その方向は、観音山がひとつの目印になります。その右手のほう、熊谷(江南地区)ゼリア新薬工場、と江南の清掃センターの煙突にはさまれる位置になって、目印になるでしょう。
最近、遠望趣味が講じて、思い切って、というは半ば衝動でこれGetしました。
参考に、500mmでの実寸サイズで載せておきましょう。
このレンズの使用レビュー的参考画像は、また後日に改めてと、
今回のツリー見スポットを解説しておきます。
仙元山からTSTを見通せる場所は、非常にピンポイントでした。
ビッグタートルという体育館の前にデッキがあり、そこから渡り廊下で山に入ると登る階段があります。その途中がポイントです。
「富士見坂」のように、「ツリー見坂」いや「ツリー見階段」と呼ぶことにしよう。w
山頂からならより楽に見えるはずですが周囲に木立が茂って、ここ以外に見通せる場所を見つけられませんでした。
公園は広々ですが、数メートル下に降りると、もう手前の建物だとかで邪魔されるようになってしまいます。
ランドマークである、太平洋セメントの大煙突も朝焼けバックで、撮ってみました。
この後、富士浅間神社のあるメインの(?)方の山にも行ってポイントを探したのですが、やはり木が茂って見られる場所が見つけられませんでした。木を切ってくれれば簡単なことなんですけどね。
(撮影日:2012/01/24)