しかし、予報ではあまりはっきりしない。糠平での朝の状況では危ぶまれる予感がした。
しかし、明日はもっと天気悪くなる予報・・ということで、初心貫徹!
大雪への登山だ。といっても、状況が悪ければ、銀千台からコマクサ平くらいの軟弱ハイクで撤退だ。
三俣にさしかかるころ、にわかに雲間から光が差し、昨日のルピナスを輝かせた。
これは撮っておかねば、、時間を使ってしまった。
三国峠を越えると、北側の天気はぐっとよいようだった。これなら期待できるかもしれない。
銀千台へ急いだ。しかし、山にとりつくと、やはり雲がまとわりついている。
しかし、さすが花の山、次々現れる花々に天気の悪さのことは頭からなくなってしまう。
ウコンウツギ
ハクサンチドリが多い。
斜面にはイソツツジが広がる
特産のジンヨウスミレが、登り始めてしばしで現れた。
第3雪渓(でいいのかな?)手前にあるサクラソウ類の群落。
前回も大体同じポイントでシャッターしてるのを思い出して、苦笑。だが、この群落は前回よりずっと数が多い。時期が進んでいる?
ヒースになっているキバナシャクナゲもまさに咲き誇るタイミング
この雪渓を上ると「奥の平」
奥の平からひとのぼりで、いよいよコマクサ平。
まずは、薄青い花のこれ、名前すぐにわからない。
そして黄色い花が目立つ。
そしてその中にキバナシオガマがぽつぽつ
コマクサ平だけに、お約束のコマクサも載せておきますか。
ここから、さらに登って稜線に出れば、ホソバウルップソウやチシマギキョウの花束など、多くの花にも会えるだろう、、しかし今回のチョウ撮影の目的のため、いったんここにとどまり、その後の行動を考えることにした。
(撮影日:2012/07/08)