決まらぬまま、東御市の千曲川周辺を通過にかかった。
前々からこの辺りに来ると、気になっていたところがあった。使っている地図では、しなの鉄道 田中駅の前に小さな温泉マークがあること。「・ゆーふる田中」と小さな文字のみ。
実際に入浴できる温泉施設があるのかさえあやしいような表示。
何か民営の小さな旅館でもあるんかいな?でもそんな、思い切りエキチカの場所に?だったらもっと有名になってない?
ではと、確かめに行ってみることにした。

あやや!!あったのは温水プール併設の巨大な公営温泉の建物が、、
駅前から続く遊歩道はそのままデッキを登り、2Fのこの施設の玄関へとつながる。駅と一体といってよいくらいの立地の施設だ。

玄関を入ると、物産販売や、小さいながら農産物直売コーナーなど、、周辺の公営の温泉センターと同じ運営であることもチラシで確認できた

さてそのお湯はどうだろう。

脱衣所から浴場はさすがに混雑で撮影はとても無理。
公式ページから画像引用させてもらうと・・

内湯は大きな長い浴槽、10畳以上あろうか。
カランの数はたしか18くらい。大きいです。
その湯は、ナトリウム塩化物泉、塩の湯であった。うっすら褐色の濁りあり。
カルキ臭がある程度漂うのは仕方ないな。ミネラルの香りも中から感じとれた。
テイスティングすると、ちゃんとしょっぱい味がある。
意外にも、浅間南西山麓(上田市~東御市~小諸市)で運営される公営センターの中では(あくまで公営)一番温泉らしい湯が楽しめるかもしれないと思った。(御牧乃湯の露天風呂とはどちらが上かな?悩むところ)
露天風呂は岩風呂風

壁からつたって投入されるお湯があっちーかった。
夏に入る塩の湯だけに、けっこうパンチがあってほてった。
このエリアでの汗流しはどこにしようか実は迷うことが多かったが、ここは今後の選択肢となるところ。
温泉分析書

長野県温泉協会表示

オレ的オキニ度:★★★
(取材日:2013/08/11)
案内
東御市田中278-18
tel:0268-63-3715
営業:午前10時から午後10時
休館:毎月第2水曜日
公式ページ

