
やはり当然にお世話になった地元で。
以前に看板を見かけ気になっていた施設、「城の湯温泉センター」に行くことにしました。
ホール入ると右手に自販機、500円は栃木相場ですかね、ありがたいです。

それにしても大きな施設です。浴場まで館内をかなりの距離歩いて。
脱衣室も大きいのですが、もうかなりのお客が来ていて、そこから先撮影は無理な状況でした。
まずは、内湯、長方形のシンプルなものですが・・巨大だ!
浴槽は、2間×8間のサイズ、計算では32畳ということになりますね。
25mプールくらいある?と思いましたがさすがにそこまではないわけです。
そのお湯は、まっさらの透明、カルキ臭が軽くながら明らかに感じました。
まあ、公共の湯で仕方ないかなあ。
でも、硫酸塩泉らしい柔らかさは感じられる湯だと思いました。
この後、露天へ行きましたが、、結論から言いますと、露天が素晴らしかった。
後ほどにオジサンと私2人だけになる奇跡的なチャンスがあって、お断りしてこの露天を撮影することができました。

さて、露天の投入は、木の樋の投入口と、小川のように流れ込む流れの2つがあるのですが、どちらもかなりの高温です。
もしや?
木の樋

投入される湯、あっちくてたいへんですが、テイスティングしてみると、まったくカルキ臭なく、香ばしいもの。
これは源泉に違いなさそうです。
小川から浴槽へ流れ込む場所も、熱くて周囲によい香りが漂っています。

香ばしい香りは、油臭のひとつのようです。硫酸塩泉で油臭って珍しくないでしょうか?
ただし、よくある石油っぽいものでなく、杉やヒノキなど針葉樹を削ったときの匂い、に似た爽やかなタイプでした。
湯は柔らかいし、温度の絶妙、、極楽極楽。
今日はTSTを遠望できてよかったヨ~の舞

爽やかな油臭とやわらかな湯を楽しめる露天が特筆です。
さすが温泉へのポテンシャル高い土地ゆえ、湯使いのたいへんよい施設であると感じました。
なお、大浴場のほかに、別棟には何と、小さめながら別の浴場があるのでした。


温泉法施行規則表示

事務室の前に、手書きの高原山の絵が掲示してありました。

また、小川を挟んだ向いにある駐車場では、温泉スタンドも設置されていました。

故障中のようで、料金もわかりませんでしたが(1L 10円とのこと!)、豊富な証拠ですね。
オレ的オキニ度:★★★☆
(取材日:2013/12/30)
案内
〒329-2144
矢板市川崎反町295
0287-44-1010
営業:午前10時から午後9時(休憩室は午後7時まで)
休館:第1・第3月曜日(祝祭日のときは翌週月曜日)
年末12月31日
料金:500円
公式ページ
私は20年くらい昔に1℃、2~3年前に温泉博士で2度行ってます。
昔は1号館しかなくて、後で2号館を増設、当時は源泉もそれぞれ違っていたみたいですね。
1号館の露天風呂は掛け流しでいいですね。
温泉スタンドは東北や那須塩原帰りに数え切れないくらい利用するヘビーユーザーです。先週の日曜も塩原帰りに利用しました。故障はしてなかったです。塩辛く独特な樹木系アブラ臭が家の風呂でも香りますね。
また20年前からある施設とは、意外です。かなり地域振興の温泉センター系でもはしりの施設だったのでしょうか。
1号?の露天風呂はほんとによかったです。
ここの湯なら、家の風呂釜も傷めることは少ないでしょう、私も温スタ利用してあの樹木系の油臭を家で楽しみたいものだと思いますね。

