長九郎山からの東京スカイツリー(TST)撮影に成功し、大満足でカメラを収めるところですが、なかなか来られない遠いエリアだけに、しかも、これだけ条件のよい日となれば、できれば撮影地を増やしたいと考えました。
またしても可視マップの掲載からとなりますが、撮影したいと考えていたのは箱根からです。
箱根山の可視マップ(10mメッシュ、高速に)

富士の眺めのよい芦ノ湖スカイラインなどが、意外にも全く見えないというのは注意です。
また、車等のアクセスの容易なポイントというのもほとんどありません。あれだけ観光開発の進んでいる箱根で意外に感じます。
その中で、南の大観山に近い、鞍掛山が可視エリアとなっていることを見つけました。ここはターンパイクなどの道路にも近く、山頂の施設用か道もあるようです。
鞍掛山部分の可視マップです。

よってここは、トライしがいのある場所でしょう、ここに向かうことにしました。
また、方角的に、夕方はモロ順光となって、撮影チャンスが広がることも期待できます。
朝はあんなに快調だった伊豆縦貫道路などが、正月ゆえか大渋滞。それに巻き込まれ、箱根山は見えているのに、なかなか近づけない状況。
鞍掛山は3本のNTTなどのアンテナ施設が建っていて、道はNTTの管理道路、入口でチェーンで閉じられていました。
ようやくたどり着いたときには、夕日状態。ここから標高差200mほど登る必要あります。

時間との勝負、、はあはあ息切らしながら、可能な限り早く、、一日の最後がこんなハードなことになるとは予想してませんでした。ギリギリ。アウトか?
山頂、アンテナ近し、、向こう側の富士山も夕日に照らされて眺められます。

山頂でなく、ほんとのほんとの最遠ポイントは南のピークでここもアンテナが建っているのですが、まずそこへ近づきましたが、道の脇に高いササが茂って、見通すことができません。
やむなく、もっと見えやすい、山頂近くのピークに向かうのですが、ここもササが邪魔してダメ。
仕方ないので、ササを藪漕ぎして、東側の斜面に出ました。このとき、すでに日は落ちてしまいました。

スカイツリーはかなり厳しい感じながらも、双眼鏡ではあれだろうなと見えていました。
でも、撮影では、上のようにほぼ写ってません。ササ林の中で、三脚もちゃんと使えない状況でしたし。
今日は、この場所の確認できたことをよしとして、また後日の課題かなと・・
機材をしまったりの撤収作業のうちに、日はとっぷりと暮れていき、気づけば街の光が輝くようになりました。
すると、特に東京タワーの赤い姿がくっきりと目立ち、その背後にクルクル輝くスカイツリーも明瞭に現れるようになったではありませんか。
下山しかけた管理道路の上で、見通せる場所があり、三脚とEDG85で撮影できました。

夜景TST遠望で押さえることができたわけです。

持ち帰って、カシミールシュミレートの結果わかったことですが、六本木ヒルズや、昨年開業したばかりの虎ノ門ヒルズも近くに写っていることがわかりました。

これらは、仁科峠や長九郎山からの遠望のときも撮影できていたということもわかりました。
特に「虎ノ門ヒルズ」に関しては、出来てまだ新しい遠望撮影例として、特筆していきたいものですが、、
日没から夜景までの連続した遠望撮影するのは初めての機会でしたが、今回の結果から考えると、夜景遠望の方が遠望・撮影チャンスは高い、というのが結論です。日中の撮影、反射やシルエットの姿よりも、自光している方がずっと明るく見通せるのだと思います。
場所は、真の神奈川最遠ポイントではないですが、山頂側エリアの南端あたり。
甘くみれば、まあ、神奈川最遠ポイントからの撮影に成功できたと言いたいところです。
撮っているうちに、風花が舞いだして、気温も急に下がったらしく、とても寒くなりました。
また新雪の道を下って、本日の撮影を終了しました。
今日は、いわゆる「箱根駅伝」の2日目のはずでしたが、町に下りても、祭りのあとか、全くその気配がわからないほど静かでした。
(撮影日:2015/01/03)
楽々展望スポット度:★★★

