そこで、今年こそ、と南アルプスへ出向きました。
それにしても遠い。移動時間にこれほどかかるんだったか?まさに労多くして・・・
足場の悪い谷間をツラツラと登り。ヒーヒーとなったところで、何とか会うことができました。
いささか時期も遅かったようですが、いやー数も少ない少ない。
クモマベニヒカゲもベニヒカゲもとても敏感でした。今日の天気などのせいもあるのかもしれません。
近づかせてくれません。撮影には、甚だ厳しい状況が重なります。
一番に綺麗に撮っておきたかったのはマクロでの撮影でしたが、残念ながら、今回は記録写真程度となりました。
ベニヒカゲ(オス)
ベニヒカゲは、クモマベニに比べればずっと多く、チラホラと現れてくれました。
でも、とてもウジャウジャなんて状況には、はるかに遠いっす・・・。
帰りのバスの時間を考えると、ぜんぜん考えていた場所まで登れません。
せっかく登って来たのに、ロクに撮影する時間もなく、もう下り始めなければならなかったのでした。
苦労したからこそ貴重な南ア亜種を撮影できた、とでも考えなければ報われませんので、そう思うことにして自分をなぐさめましょう。
クモベニはやはり裏面の白いラインがいいですね。
ベニヒカゲは以前に下の林道で撮影しています。青空と白い雲の中のオレンジ色がいいですね。
タカネキマダラセセリやツマジロウラジャノメはどうだったのでしょうか?これから登場するのを期待しています。
<まさに労多くして・・・それらの状況が私たちを駆り立てるのでしょうね。ゆえに達成感は大きいのでは。
広角写真の背景から想像するに、フキなどの草丈も結構ありそうですし、安易にたどり着けるポイントではなさそうな。その分クモマベニは高山蝶の風格が十分でています。撮影おめでとうございました。
始めの質問は、本文を読んでいただければ判ると思いますよ。
あわよくば、と淡い期待のタカネキマダラは、そんなに甘くはありませんでした。
稜線沿いに花畑があるようですので、そちらの方が可能性がありそうです。
ツマジロウラジャは、けっこう敏感でしたが、モデルになってくれました。
これ、本命?でしたでしょうか。そういってもらえると、甲斐があったと思えます。
霧島緑さんも、先日は、よほど本命を押さえられたと思いますが。
>フキなどの草丈も結構ありそう
フキは、マルバダケブキですね。ギンボシヒョウモンだけは多く吸蜜にいっしょうけんめいでした。
>安易にたどり着けるポイントではなさそう
人にもよりますが、柳腰の私には、かなりハードなアプローチでありました。
ある意味、バカなことやってるという感じ。こんなバカもいつまでやれるもんでしょうかね。
スーパー林道が開通したばかりの頃何度か訪れたことがありますが、それ以来ご無沙汰しています。
林道沿いにベニ・クモベニが多くいたなとか、梅雨の晴れ間に沢をつめたこもあるな(タカネキ空振り)とかそんなこんなを思い出しました。
車でも電車でも距離と時間が中途半端な感じがして足が遠のいてしまっていましたが、花が多いところでもあり、もう一度訪ねてみたいと思いました。
スーパー林道、かなり以前に行かれたんですね。きっと夢のように自然が豊かだったことでしょう。
今でも自然はありますが、はるかに薄くなっている気がしてなりません。(以前を知りませんが)
バスに乗り換えなければつらいですが、ぜひ時を超えた再訪をされてください。
南アルプス亜種とか言われると、行っておかなくてはという気になりますね。
この場所なんですが、山梨側からのルートだと、2度バスを乗りつぐことが必要になりました。
とにかく使える時間がより少なくなってしまうことになりました。
楽なコースもあるかもしれませんが、私の印象では「南アルプス亜種」の記録は、相当苦労します。
努力なくしてはの貴重な画像、ということで一味違うものじゃ、とPRさせてもらいました。
クモマベニはまだご覧になったことないでしたか。う~ん車横付けってところはまだ知らないですね。(本州では)
裏側の白と、翅の縁取りの白が、チャームポイントです。これがあるとないとじゃ大違いっ!
北アルプスの某高い地などだと確実に見られそうですね。バッチリ撮影されるのではないでしょうか?