今頃になってという感じですが、アサマシジミの各地の変異を確認したいと興味をもった今シーズンでした。たぶん今期最後のブルーロードでしょう。
最後は、高地型亜種(yarigatakeanus)で〆たいと、高所へ登りました。
出会いは突然。
今回ばかりは空振りかと不安になりましたが、最後に現れてくれました。
もちろん、初めての撮影。
高地型は以前から憧れはあったものの、そもそも、いったいどこで会えるやら・・
情報が乏しい中参考にするのは、図鑑に載っているような過去の記録地です。かなり古いものでしょうが。
大丈夫かな。
ま、山歩きと高山植物と出会えるだけでも楽しいと思えば。
サンカヨウ

この日、今年の梅雨明けとなったそうです。
たまに照る日差しは暑い。大汗をかきながら、険しい歩きになりました。
撮影機材も、ザックにしまいっぱなしで、あまり途中の風景も撮影しませんでした、というかする余裕がありませんでした。
ハナニガナ・・でしょうか?

ミヤマママコナ・・でしょうか?

コゴメクサの仲間ですが、ミヤマコゴメクサ・・でしょうか?

ここらへん、図鑑をみての推定での同定作業
イブキジャコウソウ

ずっと登ってもそれらしい食草帯になりません。
結局今日は駄目かなあという気持ちが支配的になっているおり、上から足早に降りてくる人、ザックにたたんだネットを背負ってる、とすれ違いました。
きっと、探し物は一緒でしょう。
後姿に「アサマいましたか?」と呼びかけたのですが、完全にシカトされました・・
降りてきたってことは、採りつくされてしまったということもありえます。
ただ、やはりチャンスはあるのではともうひとがんばり・・
出会いは突然でした。
ふらっと飛び出したのは、ブルー

どうしてこんな吹きさらしのような場所で、飛び離れて生息しているのかが不思議。

解説されているとおり、明るい水色のような翅表の青にときめきます。
縁まで広がっているのも、高地型亜種の特徴どおり。
ただし、青はそれどおり写すことが難しい色なので、自分の印象に近づけ色補正をしました。
気付けば、周辺に食草のイワオウギが多く見られました。

メスも登場

!これは産卵行動に見えました。
腹部を曲げ触覚を下げて、、

このメスを追って、産まれた場所がわからなくなり卵は確認していないのですが。
クガイソウに2頭

私の受けた感じですが、この明るい色合いは、反射する光の輝きが上乗せされてそう見えるように思います。
鱗粉の色の違いだけでなく、ゼフィルスと同じような構造色を持っているのではないでしょうか。
この点に記述されたものは読んだ記憶がありませんが、高地型に限らずアサマのまだ新しいものには同様の印象を受けます。
日が陰り、イワシャジン?にとまる

あと、この地の本種の特徴として、大きさが小さいことと、非常に活発であることが上げられます。
サイズはヒメシジミと同じですね。
そして、陽が照ると、かなり速く、そしてなかなか止まらずに長い距離と範囲を飛び回ります。
これは、ゴマシジミの高地型でも同じことを感じました。
一般には鈍重なイメージの本種ですが、こうした極限の環境で生き残るには敏捷で飛翔力が強い必要があるのでしょう。

高地型亜種の特徴や生態の一角を、実際にこの目で確認することができてよかったと思います。
(撮影日:2015/07/20)
翅表全体が青い雄は綺麗ですよね。
クガイソウ吸蜜は素晴らしいです。
花はハナニガナはタカネニガナなどもあるので写真だけでは難しいですが、他はいいのではないでしょうか。
産卵している植物、クロマメノキと雰囲気が似ていて、またマメ科なのか?まだ、同定できてません。
チョボチョボした花が沢山咲いていて、一度目を離したら、どの花だったかわからなくなってしまいました。
確認できなかったことは、ほんとに残念でした。
以前、必ずしもナンテンハギそのものでない場所への産卵を観察したことがあります。
偽産卵というくらいは誤りではないと言いたいです。
明るい青色がピカピカ光っているように見えました。
魅力的ですね。一度会うと、来年は他の場所のものと会いたいと欲がでますね(^^;
植物は、だいたい大丈夫そうでしょうか?
普段見慣れない花なのに、じっくり撮る余裕もなくて、今思うとちょっと残念でした。
私信・・みたくなってますか(^^。皆さんにもご覧にいただきたいようですが、、
えーと、アサマが青系の花と一緒の画が多い点、ご指摘いただき初めて気づきました。
それと、ウラギンではなく、たぶんギンボシヒョウモンに1頭会えました。ヒョウモンは高原の雰囲気ですね。
そうなんです、環境も生態もとても異なり、かつて別種類とされていたのが納得されました。
あちこちの山によって微妙に食草も異なるようですし、それぞれの場所でまた異なる性格があるのかもと興味深いです。
イワシモツケか、マルバシモツケとのご指摘、ありがとうございます。
ネット画像を見ました。なるほど、似てます。そうかもしれません。
でも、はっきりこれだ~と断言できない感想をもっています。
葉はクロマメノキに似てるような、それでいて、マメ科っぽいような。でもかん木の木本ではあったかも。
高山性のシモツケなのかなあ・・?
そうです、あのふかしです(笑) シモツケの仲間であるというのは間違いないです。植物の場合、変種やらなんやらが色々あるので、どの名前を当てるのが一番正しいのかよくわかりませんが、イワシモツケと言い切っていいと思います。イワシモツケ自体、結構珍しい植物ですよ。特に標高の低いところではかなり局地的な分布です(奥只見とか白馬村のガレ場など)。蛇紋岩など塩基性の岩石を含む土地に生えやすいようです。カトカラのアズミキシタバが食樹にしてます(だからわかるんです(笑))。
そこまで断言されるなら、シモツケの類(イワシモツケ)で間違いないのでしょう。
カトカラ類、、アズミキシタバとか詳しくはわかりませんが、そっちの世界(笑)もキレイですよねえ。
撮影チャンスがあるときは、押さえておくようにしていますが、、

