台風18号が、9日朝に中部地方に上陸。中心とは離れた関東で9日・10日と猛烈な雨が続いた。
「線上降水帯」という用語も初めて聞いた。一定の場所に強い雨雲が停滞した。
特に栃木県では、50年に一度の大雨だと。
栃木県、茨城県、のちには宮城県で「特別警報」が出される。関東で出されるのも初めてだと。

堤防が決壊するとこんなになってしまうのだということを、テレビを通じて見る。
これは、記憶しておくべきだ。
埼玉県でも東西で明暗が分かれた。
自分の住むエリアは、9日の午後3時頃は、ひどい雨にみまわれたが、

ギリギリのラインで、浸水被害などは避けられた。
北に利根川、南部に荒川が流れているだけに、危なかった。
9日は、その後、青空もみえたり、虹が現れたりの、おかしな天気になった。
水害にあったところでは、これから復旧に長い時間がかかるだろう。
気象が過激化している昨今、遠くなく同じような雨の災害に見舞われるのではないか。
他人事ではない。
奇しくも、今日は、9.11。あれから16年。
だが、さすがに日本のニュースは豪雨・水害のことで一色。9.11事件のことは消し飛んでいた。

