登山道の管理日記
「パルナッソス山へ」管理人たにつちの日常。温泉は泉質主義でひなびほど良し。蕎麦屋めぐり、日本の美・チョウ・花・山の撮影など。ニッチでディープを心に留めたい。Discover Deep Japan!
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新井コー児 20年目の独り文化祭―オープニング対談を聴講
2015年 10月 11日 | |
c0043361_23454182.jpg群馬県立近代美術館にて。
「特別展示 新井コー児 -新井コー児20年目の独り文化祭-」の次のイベントを聴講にいきました。
漫画みたいなアートで面白そう、作者はどんな方かなあと思いまして。

●オープニング対談 新井コー児×櫻井三千代
9月20日[日] 午後2時~3時30分
講堂 : 定員200名 (申込不要・先着順・無料)
FMぐんま「G★FORCE」パーソナリティの櫻井三千代さんをゲストに迎え、約1時間にわたる対談をおこないます。今回だけの奇跡のコラボレーションをお見逃しなく。




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会場の中では、撮影禁止でした。ので、対談の画像はないのですが。

初めに、担当学芸員の相良氏から、略歴や作品解説。
昭和40年代の背景。。
女子高生と動物、酒・タバコ、吉田拓郎、ギブソンのギター、八海山、セーラー服、革カバン・・などが昭和へのノスタルジーの「アイコン」だそう。
作者・新井さんへの並々ならぬリスペクトを感じます。
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次に、メインの対談
美千代さんはワインカラーの細かい花柄ワンピ、茶髪、軽くパーマのいでたち。
新井さんは、ダークスーツ、アカワイシャツ、銀ネクタイという装い。

お二人は、以前にラジオで接触されたそうで、初対面ではないそうですが、正直、あたりさわりのない応答が続く、、
新井さんの回答は短すぎて、話がふくらみにくい、、という感じか。
たいていの芸術家はそうではないかなと思いますが、やや内気な雰囲気の新井さん。

でも「なぜ女子高生なのか?」の核心についての答えが聴けただけでも意義はありました。

芸術活動を続けていくために、情熱・怨念の続くものをモティーフにしようと。
長く続くものは何か、という自問の後、「手に入らないもの」として浮かび上がったのが各アイコンだと。

男子校であったゆえの、遠い存在だった「女子高生」
「タバコ」は、すうことに憧れていたが、体質にまったく合わない
「猫」・・猫アレルギー。
「吉田拓郎」、こよなく愛するが、リアルタイムで聴けなかった、、

学生時代(中学生?)は、好きな女の子の「耳たぶの裏」を授業中にデッサンしていたとか。
また、ブラウスに透けて見える下着だとかをHBの鉛筆1本で表現するのが難しかったとか。
高校では、ただで油絵を使い放題、、そうした経過を経て、形成されたのですね。

ただ、オイラの主観ですが、描かれる「セーラー服女子」たち・・どれもわずかに微笑んで、独特な魅力を持っているんですが、あまり個性的ではなくひとつのパターンまでになってて、性的にはどーでもいい、無作法で、小汚くて俗々しいだけの存在、に見えます。

また、自分と共通する趣味の方ではないかという話が聴けました。
「趣味」のところで、「心配になるくらい多彩な趣味を・・」とつっこまれていましたが。
釣り、野宿、銭湯まわり・・
アウトドアには、普段の積もったものを「吐き出しに行く」のだそう。
それで「真っ白にして、作品描ける」のだと。
うー、オイラとかなり似てる。

対談あとは、展示室の方で、新井さんが会場に現れて、ファンが囲んでの鑑賞会。
新井さん以上に内気なオイラは、ほかのファンをかいくぐって話かけることはできず、遠目に傍観するだけでした。

実物の油絵「女子高生」は、また実物ならではの迫力というか存在感がありますね。
構図、視点の位置が特徴的。上から見下ろす視点は、珍しいです。得意とする構図のよう。
作者の各時代での好みというか、変遷のひとつだと思います。

会場の一角には、公開製作のブースがあって、すでにキャンバスにデッサンがされていました。
電車の中で、女子高生が酒盛りで七輪であぶっているところを、先生や車掌が見つける、という場面。
今の好みの「視点」は、左右対称の放射状のパースペクトの構図なのかな。
製作が進んだところでまた見に行きたいと思います。

(取材日:2015/09/20)

■関連ページ
新井コー児の趣味・ブログ

新井コー児 作品集


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by parnassus | 2015-10-11 22:45 | ビジュアル/アポロンに | Trackback | Comments(0) |
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