プロジェクトに参加している店舗には、旅館もいくつかある。
が、旅館に食事だけで飛び込むというのは、ちと敷居が高いような印象がないだろうか。
そもそも飛び込みで食べられるものか?
でも、協賛ののぼりが立っているところを見れば、招いているはず。
たずねてみよう。
宿のご主人?番頭さん?が出てきて、うかがうと、「ちょっと待って」・・と厨房へ聞きにいった。
「15分くらいかかるけど、どうぞ~」とロビー脇のサロンのような飲食スペースへ案内くださる。
ここの鹿肉丼は、1200円。
この方、「美味しいと思いますよ~」とか、件の鹿肉丼のチラシや観光パンフをくれたり、サービスがよい。
フロント前からロビーにかけてが、古物の展示スペースとなっていた。
お断りをして、撮影させてもらった。
後日、外国人観光客に着物体験などをさせることをやっていることを知った。そのネタなのだった。
座敷の一角には、古い電話ボックスが
電話番号は、「二十四番」!
位置も昔からここで、そのままだと。
黒電話だけれど、昔みたダルマ電話とは違う。ダイヤルじゃなくて、交換手呼び出しタイプだ、初めて見る。
ええ味の金庫がまたスゴイ
かつての日本人がものを並べるときに、数えるのは数字ではなかったのかも。当時の感覚を想像する。
これらの取材だけでも来た価値があるかも。
本題の鹿肉丼が出てきた。
肉は8切れのっている。
第1弾で、交流館えびす屋で食べたときは、硬すぎた印象があったが、これならグーだ。
部位にもよるだろう。一度食べただけで判断せず、何度か試してほしい。
なお、ここの丼の特徴として、シャクシ菜漬け+キャベツ千切りのトッピングがユニークではないか。
ところで、思うが、小鹿野の野生鹿味噌漬け丼は、汁気がなく、白米に乗っかっている。
ご飯との絡み具合がいまひとつという気がする。
ウナギのかば焼きのイメージで、特製の「タレ」みたいなものか、焼き汁がご飯にも染みている方がより美味しいのではないかと思うが、関係者の方、いかがでしょう?
なお、ここのは、赤みそ汁。
サラダ、なます、漬物、デザートのみかん、と色々ついて1200円は、納得の内容でお勧めできる。
旅館だからといって、遠慮せず、気軽に食事に入ればいい。
ちなみに武甲山の昔の雄姿
帰ろうというとき、入ってきたお客は、温泉目的の日帰り入浴客だった。
温泉!?
フロントの美人のお姉さんにたずねると、露天風呂のみで温泉を使用。
温泉は運搬してるもので、源泉は31番札所の近くだそうだ。
源泉名は「大竜寺温泉」・・・これは謎の温泉では?
現地に施設がないとすれば、その湯を体験できる施設としても貴重である。
オレ的オキニ度:★★★☆
(取材日・情報現在:2016/01/16)
案内
〒368-0105
秩父郡小鹿野町小鹿野1815
0494-75-0024
公式ページ
遠征した時に何度か鹿メニューにも出会いましたが
高い><
もう少しハードルを下げてもらいたいと思ったけど
人手不足なんですよね・・・
であればもっと少量で安く多くの人に浸透するような工夫はできないものでしょうか。。
それこそ例えば売り物の缶詰を1缶開けて
試食できるようにして、1試食100円とか、
あ、オイラ、鹿対策協議会のメンバーではなくて、純粋に鹿肉ジビエ、ウマーー(^0^)の立場ですけんどネ。
たしかに、ちょいと割高感のある価格設定みると、諸要素からそうかなーというのがありますね。
先日、商品化のための処理の部分の迅速化で、新たな工夫の取り組みが新聞でみかけましたです。
そのへん、こなれてくると、もっと利用しやすくなって、ありがたいと思いますね☆
とにかく、とても使える資源なのに~と、歯がゆい!(笑