ネットありがたいですね。
シン・エヴァンゲリオンのことを書くのは、唐突ですが、、公開1か月後くらいに行きました。
ゲンドウが色々答え合わせをしてくれる最も重要なシーン・・初見では複雑すぎて、とてもついていけてなかったです。
が、この箇所の文字起こしをしていただいた職人さんがいらしたので、コピペ。
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ゲンドウ「これまでご苦労だった。葛城大佐。この船は予定通り私達が使わせてもらう。」
バン(銃声)
ゲンドウ「君か。相変わらず目的遂行に対し、躊躇が無いな。」
リツコ「ええ。あなたに教わった事です。」
(バァンバァン(銃声) ゲンドウが倒れる)
リツコ「!」
(ゲンドウのサングラスが飛ぶ。頭から脳みそが出る。ゲンドウがそれを拾う。)
ゲンドウ「神に障壁は無い。来る物を全て受け入れるだけだ。」
ミサト「碇ゲンドウ!ネブカドネザルの鍵を使い、望んで人を捨てたか!」
ゲンドウ「この世の理を超える情報を自分の頭に書き加えただけだ。問題はない。私が神と人類を紡ぎ、使徒の贄を持って人類の進化と補完を完遂させる。」
ミサト「その為にアスカを使い捨てるか、碇ゲンドウ!」
ゲンドウ「アヤナミとシキナミ型パイロットは元よりこの為に用意されていたものだ。問題は無い。」
(フォースインパクトが発動。)
リツコ「これが人類、いえ、古の魂のコモディティか!」
ミサト「全ての魂をコアに変え、エヴァインフィニティと同化させる、フォースインパクトの始まりか!」
ゲンドウ「そうだ。セカンドインパクトによる海の浄化。サードによる大地の浄化。そして、フォースによる魂の浄化。
エヴァインフィニティを形作るコアとは魂の物質化。人類という種の器を捨て、その集合地を穢れなき楽園へと誘う最後の儀式だ。セカンドインパクトと引き換えに自らの仮説を実証した君の父上、葛城博士の提唱した人類補完計画だよ。」
ミサト「父の世迷い言は必ず止めて見せます。」
ゲンドウ「知恵の実を食した人類に、神が与えていた運命は2つ。生命の実を与えられた使徒に滅ぼされるか。使徒を殲滅し、その地位を奪い、知恵を失い、永遠に存在し続ける神の子と化すか。我々はどちらかを選ぶしか無い。NERVの人類補完計画は、後者を選んだゼーレのアダムスを利用した神への儚いレジスタンスだが、果たすだけの価値があるものだ。」
リツコ「私達は神に屈した補完計画の絶望のリセットでは無く、希望のコンティニューを選びます。」
ミサト「私は、人類の知恵と意思を信じます。」
ゲンドウ「真理の違いだ。葛城大佐には世界が、赤木君には幸せの形が見えていない。人の思いでは何も変わらんよ。」
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あのナゾだった「ネブカドネザルの鍵」の答えが出る。
カジが秘密裏にゲンドウに渡し、最後のフォースに向け、自分の体に仕込む流れも、旧劇での胎児化したアダムと同じようなもんか。
ただ、フォースや覚醒状態に、ゲンドウやエヴァ13号機がどうなっちゃってたのか、よーわからん。
旧劇では、手に埋め込まれたアダムだけをレイがもぎとって、リリスと同化したわけだが、ゲンドウ=ネブカドネザルの鍵が何かに差し込まれるのだろうか。
「シキナミ型パイロットは元よりこの為に用意されていたもの」というゲンドウの言葉、これを根拠に元からシキナミ・アスカもクローンの存在だったんだと解するファンもいる。
個人的には、破で人間を捨て精神汚染された結果、空白14年の期間で、ネルフにおいてオリジナルと分離されたクローンが存在するようになったというのが自然と思う。
エヴァ13号機にひそかに搭乗していた「オリジナル」と対峙することになるくだりが、そうでないとしっくりこない。
映画中では、母親などとのアスカの回想カットがたくさん割り込んでいた。
初見では、やはり母親の悲劇と、それによって屈折した少女時代を過ごした生い立ちの描写だったように見えたが、新しいストーリーが織り込まれているのか?
パズルが組みあがると答えが解けそうだが、気づけていない。誰か教えてくれ。
リツコから「コモディティ」という新ワードが唐突に出る。なんじゃそりゃ?
エヴァインフィニティは、Qとかですでに出ていた。カヲルの言葉では「なりそこない」だけど、フォースのための駒としてあったものなのか?
ミサトの言葉からは、コア=全ての魂(?)の器になるものらしい。
だが、魂をひとつにまとめ単体の生物にするのが補完計画のはずだが、どうしていったんインフィニティに乗せ換えることになったのだろう。
まだ理解がつながってない。
(台詞のひとつひとつが、当然のことかもしれんが、また次の疑問を喚起させる「シコミ」になっている・・
この記事で、思ったことや発見を、今後もどんどん、追記・改変していくかもしれませんが、お付き合いほどを)
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