(2024/01/18初筆・2024/02/23更新)2023年2月14日、3灯式では国内最古だった愛知県知多郡阿久比町「卯坂」交差点の信号機が更新され、現役としては、この灯器が国内最古の座につきました。
この灯器に会うことは、2024年正月ロードの目的の一つ。
「袋井中学校北」交差点の西側に1基のみ遺ります。
銘板交通信号灯器型式 KCH-3製造番号 M 1製造年月 1971年4月製小糸工業株式会社
レンズは、今も澄んで美しいガラス製で、格子レンズより前の時代に採用されていた△三角パターン。
フード(庇)のねじ止めの部分だけ折られる形。卯坂では、これが折られずに止められるタイプという。
そして、上塗りのはげたところから「緑色の地」が見えていますね。
かつては信号灯器の色は「緑」に塗装されていたそうです。これは卯坂の灯器もそうでしたが、その設置当初のオリジナルの塗装が覗いているのです。
その時代の六角形ゼブラが付いた灯器を見ると、ゼブラの緑色の方に灯器の色が合わされていたことが理解されます。
実際に会ってみなければわからないこと、感じられないことが、やはりあります。
(今後、本文に追記や修正をしていくと思います)
ちなみに、この灯器のあと、近くにあるハンバーグ店「さわやか」袋井本店へ、そのハンバーグをいただこうと出向いたのです。
が、正月だからか?「4時間待ちですが」と駐車場で言われて敗退。どんだけ~~?