(2024/01/25初筆)
国道120号沿い、沼田と金精峠を行き来する際に、いつも目立つ「大露天風呂」の表示を目にしていたが、このたび初めて突撃した。
かなりの台数がとめられる大きな駐車場から本館までの間に様々なオブジェがあって、歩みをひきとめさせてくれたw石灯篭であったり、鳥居や鹿の彫像だったり、どこかしら宗教施設っぽい雰囲気を醸す。

はやく浴槽へ行きたい気持ちで、かるく撮っただけだが、これは「鳥居」「湯薬師鳥居」「病気病気回復祈願」と掲げられている。
その背後にあるのが「湯薬師」の碑と、丸い噴泉所
よく見ると、碑の前に小さな石仏像がある。このお地蔵さまのような小さい仏像が薬師ご本尊なのか、噴泉する温泉そのものを薬師とするものか不明だ。
とにかくも、薬師という「仏教」と鳥居という「神道」の、「神仏混交」であることは明らか。
温泉についての説明の看板小さな仏像がご本尊ということだろうか?
本館の手前にお食事処-谷間茶屋の建物がある。
自信があるという蕎麦をウリとしているが、残念ながらこの日は店じまい。
建物に付随して、また噴泉所があり、これは温泉たまごを実演で作って茶店の商品している。これを見るに湯量の豊富な温泉である。ようやく本館入口

「100%源泉使い捨て」に湯遣いへの期待が高まる。
開けるとすぐに番台のようになっていて受付の女性がいた。支払って脱衣所へ。


簡単なカギであるけれど、無料貴重品ロッカーがこんな感じである。

何人かの先客もあったが、みな露店の方にいて、内湯が独泉状態だったので記録。
透明な湯。単純泉だが軽い硫化水素臭を伴う。
今はなき沼田温泉センターやこもちの湯の源泉を思い出させる、キリっとした、でも湯あたりの柔らかい熱い湯だ。
内湯もL字型に曲がった大きな浴槽で、湯使いはぜいたく。
ウリにしている露天風呂の方は、画像はない。中と大の2つの浴槽があった。
中には打たせ湯のような、湯滝があるがそれほどの湯量のものではない。
大浴槽は、広々として、新湯の投入もたっぷり。
庭園のモミジには、遅い紅葉がまだ残っていて、深秋を愛でつつ湯量豊富な新鮮な湯に体をゆだねた。
投入口に近いところにいたが、だんだん熱くなってきて、後で離れた位置に待避した。

脱衣所内のこの掲示が唯一の温泉分析書?にあたるものだった。
探したが、これ以上に詳しい内容の掲示は見つけられなかった。
本館の座敷は、湯上りの休憩所ともなっていて、仮眠もすることが可。
オーナーがコレクターなのか、美術作品や興味深い歴史資料が展示されているが、撮影禁止とのことだった。
駐車場から本館までのオブジェや、休憩所の展示物などは、Bスポット臭も感じるが、
提供される温泉のポテンシャルがそれを上回るもので、おススメできる。
次の機会には茶屋の蕎麦を食べようと、再訪したいと考えている。(■入湯:2023/12/02)
■白根温泉 大露天風呂 薬師之湯(2024/01/25現在)
場所:片品村大字東小川4667番地
電話:0278-58-4126
営業:10時ー18時
料金:大人800円
大駐車場:120台
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