(2025/07/11開始)山梨~長野ロード。暑い日だった。帰路は国道141号経由。海ノ口温泉の源泉井へも久々に立ち寄る。
前になかった汚れてそこの抜けたポリバスが置いてあったりしたが、湧出する湯は変わらず素晴らしい。頭だけアビルマンしたが、やっぱりこの湯で汗流ししたくなって、和泉館へ立ち寄ることにした。
日帰り期限の午後7時を少しまわっていたが、やってきた女将(?)に入らせてもらえないか聞いたら、快くOKしてくれた。また、料金も、昔とかわらない500円を維持していただいてることに、軽く(いや、大いに)感動した。
「
ホテル湯沢館」や「鹿の湯鉱泉」など、残念ながらけっこう前に閉館し、海ノ口温泉温泉郷で唯一の温泉施設となって久しい。
丸い浴場は、沸かした真湯で、源泉ブレンドでもないようだった。

隣の小さい浴槽に、源泉浴槽になっていて、人肌のぬるく、鉄さび味の湯がかけ流しされる。
写真では、右側が源泉浴槽だが、右側の深い浴槽は使わず空っぽで、左側の浴槽を源泉にしていた。
投入量は、ちょうど写真程度だが、問題ない。よいよい。
冬季には使われないという、露天風呂へ。

こちらは、温めた湯と投入口からの源泉がブレンドされる湯使いとなっていた。
合わせるから、ぬるくなり、源泉槽よりは温かいが、ぬるめの湯で、まったりするのはよかろう。
もっぱら、内湯で、熱い丸湯と冷やっこい源泉浴槽を交互浴の方法で、楽しんだ。
やはり源泉パワーが再認識されるのは、冷やっこい湯でも、だんだん体の温まりが感じられる。
また、連日の猛暑で「汗疹」が出来ていたようで、これへの攻撃があったか浴後にかゆくなった。
たぶん一度目の入浴で症状が引き出されたようなことだろう。入浴を繰り返すと、治癒してくれるのだろうが。
やさしげな女将さんたちのがんばりによって、このホテルもまだ続けていただいていることに感謝。
設備は以前のままとはいえ、沸かすボイラーの燃料代高騰など、経費は上がっているだろうに、料金500円の維持には頭が下がる。
夏の時期の汗流しには、この冷やっこい源泉はぴったりで、今まで利用頻度が少なかったのはもったいなかった。
今後、山梨ロードの帰りには、定湯にさせてもらうかもしれないね。
平成25年のものだが、温泉分析書を。
また、廊下には、昭和7年の温泉分析「成績書」が掲示。実に立派な額装。
当時は「成績」という言葉で分析結果を表現していたのだね。
以前のオイラだと、最近の温泉成分の状況ばかりに関心がいかなかったけれど、
昭和初期の温泉資料、、歴史を考察するのに、かなり貴重な資料だと思う。
当時において、これだけ詳しい成分について意識が見える事例は貴重だろう。
当時、一般の人の感覚としては、温泉成分に対するこんな関心は持ってなかったろう。
■記録・情報現在:2025/07/05
■案内
長野県南佐久郡南牧村海ノ口933
0267-96-2106
日帰り料金:500円
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