石垣での泊まりは、これまたチョウガイドによる有名民宿のN荘である。
同好の方で混んでいるか?と心配したら、あにはからんや2日とも私の貸切状態。
オジイと呼ぶにはまだ若いオヤジが実に温かくよい方。また、沖縄美人のママさんは、実際に会うと、ガイドに載っていた若いときの姿よりさらにかわいらしい方だった。
そのオヤジによる紹介の台風の影響が少なそうな林道などが今日のフィールド。計4箇所を大急ぎで周った。
レンタカー屋にいく道中、街中をオオゴマダラが飛んでいた。
1箇所目、林道に到着すると、いきなり黒い大きなチョウが道にとまっていた。
後で調べてわかるがリュウキュウムラサキだった。テリトリーでいったりきたり。
飛翔撮影もトライするが、いまいち。
数は少ないが、アゲハ類も現れ、吸蜜に訪れ、ようやく撮影チャンス。
2箇所目、一番台風の影響が少ないらしく、シロバナセンダングサの花も多い。
ベニモンアゲハやシロオビアゲハなど、沖縄らしいアゲハにようやく会えた。どれも翅が傷んでいるのは、残念。
アオタテハモドキ、しかも青いタイプのメスも現れ、ドキドキする。
カラスアゲハのメスが、樹にまとわるように飛んでいる。やはり産卵行動で、ラッキーにも八重山亜種の産卵を撮影することができた。
また、渓流わきの暗いところでは、リュウキュウヒメジャノメに初お目見えできた。
3箇所目の林道へ進めるが、午後から天気がまたあやしくなってきた。
オオゴマダラ、朝見かけてから、ようやく2頭目が現れるが、とまらずに遠くを飛ぶだけ。結局、これが今回の沖縄での全ショットとなった。
薄暗いような状況だったが、1頭だけコノハチョウも現れてくれた。初めての出会い。高い樹の上にとまり占有行動のようだ。
この林脇の暗い場所を、白いチョウが一直線に飛んでいく。蛾かと思ったが、これがクロテンシロチョウという、予期しない出会いだった。探勝飛翔なのだろうか、まるで渓谷を飛ぶクモマツマキを思わせた。
暗い場所でのマクロレンズで飛翔追いかけ、これはまあ狂気の沙汰で、うまく撮影はできなかった。
最後の林道、特産のヤエヤマウラナミジャノメをどうしても押さえたかったが、結局いないようだ。時期はずれか?環境の変化か?
ここでは、ヤエヤマムラサキをワンショットだけできる。ほか、カラスアゲハの吸蜜も初めて観察でき、何枚か押さえられた。
レンタカーを返し、しばし街中を散策。
民家だからあまり撮影はひかえなければならないが、伝統的なつくりの家が、鉄筋のビルの合間にまだまだ残っていた。これらにも何か感じるものがある。
夕食・・昨日から、八重山そば&チャンプルーの組み合わせで食べている。
今日は、「島そば一番地」にて。
名残惜しいけれど、もう八重山ともお別れ。明日は、本島へ出発だ。
もったいない気もしますが、台風の後では正解でしょうか。
アオタモの青い雌がたまりませんね。
ムム、ヤエヤマムラサキ!見せて!(笑)
島巡りこれも心地よい響きです。
今後行けるとすれば、前回よりもいろいろな点で余裕を持って、違うアングルで撮影できるような気がします。
¥と休暇があれば行けるのだけれど・・・(¥¥)。
そうなんです、石垣1日は、慌しくて少しもったいないかも。今度はゆっくりしたいですね。
ヤエヤマムラサキは、遠くからのほんの裏側の1枚でお見せするほどのものでありません(TT)。
カラスも、いまいちピンボケで八重山亜種らしさを出したのが撮れていなかったのが残念でした(TT)。でも、後ほど使うと思います。
楽しかったです。行かれてください。
thecla さんが行かれる場合には、リゾートホテルを渡り歩くゴージャスな島巡りになるのでしょうね。
お仕事、お忙しいですか~?きっと台風から回復して、これからよくなってきますから、ぜひ行かれてくださいね。
愛野さんが撮られるマクロでの沖縄のチョウ、見てみたいですから・・
今年、うちの庭にも来てましたがゆっくり吸蜜するものと思って、のんびり構えていたらタイワンレンギョウで一度吸蜜しただけでイキナリ飛び去ってしまいました~(^^;
たにつちさんといったクモツキ撮影行が懐かしく感じました。
迷チョウグループでは、一番多く見られる種類らしいですね。
きっと、またこの秋、庭に訪れてくれるのではないでしょうか。
クロテンくんは、止まらないんですよ。ずーっと直線的に飛んでいくので。いつかのクモツキくんは実にいいモデルでしたね(笑
今年のシーズンはご一緒する機会はないでしょうか。