野辺山高原ルートで涼しく汗流しのプランも考えたけれど、やはり1日お世話になった山梨で汗流しをするのが礼儀だろう。
そこで、普段なかなか足の向けられない湯村温泉に行ってみることにしました。
特に自遊人2007.5月号で取上げられていた「弘法湯」にしよう。「源泉は男性内湯の下から湧出・・」なんて書いてあったのだもの・・
さっそく「温泉がお風呂の下から湧いてるって、こちらですか?」
と尋ねたら、
「んん~、男性湯の下の場所に源泉がある、ということなんですが、いいですか?」
なるほど、そういうわけであったか。
今日は、大口の老人会が終わって、そのあと客もなく、電気消してたとか。
渡り廊下で、本館の道向かいの小さな建物へ案内いただく。こちらが湯殿。
実は、この弘法湯、以前に入り損ねたことがある。このときも、団体客で、日帰りの受付はできないとか、宿前でご主人らしき方に断られたっけ。
そのときは、ここが湯村でも屈指の温泉だったとは知らなかったのだが・・
お風呂に到着すると、仮称女将「弘法さまを昔からお奉りしてるんですが、気にしないで・・」と。
この湯の由来は、このとおり。なるほどね
そして、いよいよお風呂へ、岩風呂「杖の湯」です
お湯は淡い塩の湯。ちょっと味見もするとマロマロのやわらかさです。
投入口です。
うれしいのは、このコンコンのかけ流しでしょう。
お約束の舞。今日のお題は「がんばれ!甲府盆地のゴマ」
あがると、おっと、見落としていた飲泉はいけなかったようだ(^^;)
すごいのは、湯上りの浴感。
吹き出る汗の量がパねえです。
上から下までビッチョリになってしまいました・・ここまでの大量発汗はないです。
こんなで汗流しの意味があったのかな(笑
やはり、源泉パワーのすさまじさを感じましたね。
帰りのフロント、そんなオイラの惨い状況を見た仮称女将は
「乾いたタオルを」
と宿の手ぬぐいをサービスでもらってしまいました。
弘法さまのご利益までありそうです。
歴史の湯に加えて、実にご丁寧で心あたたまる対応にも感動しました。
*施行規則表示はみつからず。でも、加水なし、塩素消毒なしのかけ流しらしいです。
オレ的オススメ度:★★★★☆
案内
甲府市湯村3-16-16
055-252-5105
料金:700円
公式サイト