大宮駅東口から北に歩いて5分少々か。
薄暗いくらいの照明の店内は、壁は漆喰塗り、おしゃれな調度で整えられた、ニューウェーブ系蕎麦屋の典型のよう・・
和風なのに洋テイスト。
さだまさしの色紙があった。それによると2002年に開店したよう。
注文は、蕎麦とうどんの合わせもり1000円に、ランチタイムで+200円でネギトロご飯をプラス。
ここの蕎麦は、細打ちで2・8の割合の「ざる」と、山形そばを踏襲したらしき太打ちで外一(そといち)の割合の「板」の2種を用意されているという。
原料の蕎麦は、村上市の高橋さんとこの生産者限定というこだわり。
一方で、うどんは、讃岐うどんだという、、その遠くのマッチングはいかに。
しかし、出てくるのにけっこう時間がかかる。一人分ずつこしらえてくれているのかな。
ようやく来た!
蕎麦は、ひきぐるみらしくかなり黒い。写真は、実際より黒く写っているけれど。
これが「ざる」だろう、細打ちだが、堅い(こわい)口当たり。
つゆは、しっかりとした味付けで甘みも感じられるが、江戸関東流という感じ。
2種の違いは、ダシの違いで、カツオと昆布で異なるそうだ。でも、オイラのレベルの舌には、あまり違いがわからなかった(^^;
薬味は、ぬあんと6種。
右に白ねぎの輪切り、大根おろし、わさび、左に青ねぎの輪切り、しょうがおろし、ゴマ。
どれもちょびっとずつなのがなんだけど、豪華だわね。
最後に、蕎麦湯。食べ終わるの見計らって、濃いところを出してくれた。
そういう心配りも丁寧でよかった。
と、以上とても手を尽くしたお料理をいただけるお店なのだけれども、蕎麦そのものに関しては、ちょっと物足りなさを感じた。
量の上品さということよりも、その内容の粉を使った石臼ヒキグルミならもっと風味がほしい。
正直、生産者限定のこだわり材料のポテンシャルを活かしきれてない感が強かったんよ。
というわけで、巻頭特集のお店としてはちょっと残念だったため評価やや厳しめにしておく。
お昼時間をすぎるや、サラリーマンがどっと来て、すぐ満席になってしまった。
これからも頑張ってほしいお店ではあった(おおいに)。
オレ的オススメ度:★★★☆☆
案内
さいたま市大宮区宮町3-1-7 HSビル1F
048-644-5800
営業:11:00~14:00
17:30~22:00
定休:年中無休
ざる700円、板700円、そば御膳1500円、天おろし1000円など
■吉草@さいたま市の関連記事
海老と夏野菜の天おろし蕎麦-吉草@さいたま市
うどんがプルプル!
さすが。(感嘆
>評価やや厳しめにしておく
なるほど~。お蕎麦か。うどんはよさそう。あ、こぶだしはすっきりした味と思いますが。
台風ですが・・・関東付近で騒ぎすぎたのか、こちらに来た頃はなんだかエネルギーがしぼんだようですよ。(~_~;) 昨日からすごい大雨でしたけどね。そちらもいまだに暑そうですね。
おいしそうに撮れてます?自分じゃ、もっとうまく撮りたいんですけど、なにせ暗い!
2種のつゆは、ほんと違いがわからんくらいなんですよ~。
どうせB吸グルメの舌ですよ!(開き直り)
台風、そちらへ着くころには、いつも弱まりますよね。なによりです。
こちらはそのあと、蒸し暑い!あまりの湿度に、先ほどは夜の夕立が降ってました。いつになったら涼しくなるでしょう・・
エレベータの移動時間まで含め3分とは、素晴らしい。
さぞや賃貸料もお高いでしょうか、、
新都心や大宮が首都圏で重要なまちに変わりつつあって、それはうれしいですね。
だから高崎線、もっと本数増やしてほすい・・